宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/24 --- ---
10/23 --- ---
10/22 --- ---

黒点 10/24 (NOAA)
磁場 フレア
2603 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:52 411 -3.2
-2 h 407 -1.0
-4 h 404 -2.8
-6 h 423 -0.6
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
10/24 0.4 4x10^3
10/23 0.4 2x10^4
10/22 0.4 4x10^4
10/21 0.4 5x10^4
10/20 0.4 6x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/19 13:07 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
2016/10/20 12:32 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏は穏やかです。
2016/10/21 12:37 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2016/10/22 07:40 太陽風は低速になっています。磁気圏はとても穏やかです。
2016/10/23 10:40 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2016/10/24 14:36 更新
太陽風は平均的な速度が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
8月から今月にかけて
ムルマンスク州の各地で撮影されたオーロラの写真をいただきました。
5名の撮影者による、
色合いや構図など雰囲気の違いもぜひお楽しみ下さい。

北半球のオーロラの季節の始まりを告げる1枚目から、
早くも2ヶ月が経過したことを実感します。
多くの撮影家たちの素敵な作品の紹介をありがとうございます。



現在の太陽風は、
400〜450km/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、5〜7nTとやや強まっている様子ですが、
特にそれ以上の変化は起きていません。

27日周期の図では、
前周期の太陽風速度の変化は、9月27日から始まっています。
その27日後は、今日、10月24日に相当します。
変化の到来は近づいている可能性があります。

太陽風磁場の南北成分は、
-2〜 -5nTと南寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏の変化もやや高まっていて、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500nT程度の変化が度々発生しています。

これから、太陽風の速度が高まり始めた後も、
磁場の南寄りの傾向が続いた場合は、
磁気圏の活動は一段と活発になるでしょう。


太陽は、2603黒点群がぽつんと見えているだけです。
X線グラフはほとんど変化がなく、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
磁気圏活動の影響を受けて、大きく減少しています。



8月30日に、ロシア、ムルマンスク州カンダラクシャ市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、アルチョム・コヴァリョフ氏


9月3日に、ロシア、ムルマンスク州アパチット市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ヴァレンチン・ジガーノフ氏


9月25日に、ロシア、ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、アレクサンドル・ステパーネンコ氏


10月4日に、ロシア、ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、リュボーフィ・トリフォノワ氏


10月18日に、ロシア、ムルマンスク州キーロフスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ボリス・ヴァフミストロフ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。