宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/13 --- ---
9/12 --- ---
9/11 --- ---

黒点  9/13 (NOAA)
磁場 フレア
2585 7 β ---
2589 6 β ---
2590 1 α ---
2591 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:11 293 -3.9
-2 h 288 -4.1
-4 h 287 +0.5
-6 h 291 +1.6
-8 h 297 +5.4
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
9/13 0.3 2x10^4
9/12 0.4 3x10^4
9/11 0.4 2x10^4
9/10 0.4 1x10^4
9/ 9 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/ 8 13:54 500km/秒付近の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 9/ 9 12:13 高速の太陽風は終わりに近づいています。8月の黒点相対数は50.7です。
2016/ 9/10 14:18 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。
2016/ 9/11 13:24 太陽風は低速の風になり、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 9/12 12:32 太陽風は低速ですが、磁場が南向きの状態が続いています。
最新のニュース

2016/ 9/13 12:55 更新
太陽風の速度は300km/秒へ下がっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

谷口直樹さんより、9月初めにフィンランドで撮影された
オーロラの写真をいただきました。
谷口さんは、8月末から今月初旬まで、
フィンランド、北極圏にてオーロラの撮影を行ってきたとのことです。

旅行期間は、高速太陽風の期間と見事に一致しています。
素晴らしいオーロラが連日発生していたことでしょう。
掲載した写真の撮影日、9月1日、2日頃は、
AE指数は1000nTを超えて大きく変化しています。

現地では、白、ピンクの強い光や激しい揺れも、
肉眼ではっきり見られたとのことです、
どちらの夜も、翌朝までオーロラが見え続けたそうです。

谷口さんは、この前回、前々回の観測旅行では、
残念ながら悪天候に阻まれていたそうです。
そういう思いもこもった貴重な写真を、
どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、速度が300km/秒まで下がっています。
ACE衛星のグラフを見ると、
一時的に280km/秒まで下がってもいたようです。

一方、磁場強度は、昨日の午後に、
10nTを超えるくらいに強まったのですが、
夜に入ると低下して、5nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、図の前半は北寄りでしたが、
後半から弱い南向きになっています。
AE指数では、目立った変化はなく、
終わり近くに小さい高まりがある程度です。
磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央部にコロナホールは見られず、
穏やかな太陽風はこのまましばらく続きそうです。


太陽は、X線グラフの変化もなく、
穏やかな状態が続いています。



9月1日深夜から翌2時にかけて、ロヴァニエミから北西に60kmのラーヌヤルビと言う小さな村の湖畔にて。
(c) 谷口直樹氏


9月1日深夜から翌2時にかけて、ロヴァニエミから北西に60kmのラーヌヤルビと言う小さな村の湖畔にて。
(c) 谷口直樹氏


9月1日深夜から翌2時にかけて、ロヴァニエミから北西に60kmのラーヌヤルビと言う小さな村の湖畔にて。
(c) 谷口直樹氏


9月2日23時頃、ラーヌヤルビ村の宿泊所を出てすぐ撮影。
(c) 谷口直樹氏


9月2日の夜、同じラーヌヤルビ村にて。
(c) 谷口直樹氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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