宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 03:22 C2.7
8/30 23:08 C2.0
8/29 12:33 C2.2

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
2580 8 β ---
2581 9 β ---
2582 1 β ---
2583 6 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:19 454 +0.8
-2 h 452 -1.8
-4 h 446 -3.0
-6 h 442 +1.8
-8 h 406 -7.3
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
8/31 0.4 2x10^2
8/30 0.4 1x10^3
8/29 0.4 6x10^3
8/28 0.3 5x10^3
8/27 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/26 11:57 太陽風は高速風が続いています。磁気圏の活動も続いています。
2016/ 8/27 12:04 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/28 14:09 太陽風は平均的な状態です。明日くらいから速度が高まるかもしれません。
2016/ 8/29 07:34 太陽風はやや低速で、穏やかです。太陽に新しい黒点が出現しています。
2016/ 8/30 13:52 太陽風は低速風です。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 8/31 12:51 更新
太陽風はやや高速になっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の速度は、400km/秒と平均的な速さに戻り、
今日に入る頃、もう一段上がって、
450km/秒とやや高速の風になっています。

速度が上がる前、磁場強度は10nT近くに強まっていましたが、
現在は5nTと平均的な値に下がっています。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも1日ほど遅れて変化が始まり、
変化の規模は、太陽風の速度、磁場強度ともに、
前周期より弱まっています。

磁場が強まった頃、太陽風磁場の南北成分は、
南向きに変化していました。
このため、磁気圏の活動度は高まって、
AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が
ほぼ一日にわたって発生しています。
極域では、美しいオーロラが発生したのではないでしょうか。

今回、太陽風の変化が弱まったのは、
コロナホールの変化に関係していると思われます。
今日のSDO衛星AIA193の写真では、
太陽の中央部から東側にかけて、コロナホールが大きく広がっています。
2日ほどするとこの領域の影響が及ぶようになり、
太陽風はより強まって行くでしょう。


太陽は、東端(左端)の北半球側からも
新しい黒点が姿を現しています。
小さい活動を頻繁に起こしています。
今後、規模が大きくなると注意が必要になるでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。