宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/25 --- ---
8/24 --- ---
8/23 --- ---

黒点  8/25 (NOAA)
磁場 フレア
2578 3 β ---
2579 9 β ---
2580 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:27 532 -0.4
-2 h 532 -2.3
-4 h 513 +1.2
-6 h 515 +0.1
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
8/25 0.4 9x10^2
8/24 0.3 1x10^2
8/23 0.4 3x10^2
8/22 0.4 1x10^3
8/21 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/20 12:39 低速の太陽風が続いています。太陽もとても静かです。
2016/ 8/21 10:26 太陽は無黒点に近くなっています。太陽風は更に低速になっています。
2016/ 8/22 12:31 太陽風が平均的な速度に高まっています。太陽は新しい黒点が出現しています。
2016/ 8/23 12:13 2579黒点群が発達しています。太陽風はやや低速です。
2016/ 8/24 12:35 太陽風の速度が500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2016/ 8/25 13:10 更新
500km/秒台の高速太陽風が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、
カナダ・ノースウェストテリトリーのフォートスミスで撮影された
オーロラの写真をいただきました。

現地22日1時(世界時22日7時)頃から、
良い感じのオーロラが現れ始めたそうで、
大きい写真を1枚と連続写真を2枚掲載しています。

23日のニュースでこの頃の様子を見ると、
太陽風は、430km/秒と平均的な速さで、
磁場の南北成分は、 -5nTと南向きの状態が続いていました。
このため、オーロラの活動が高まったようです。
AE指数は、250nTと小規模の変化に留まっており、
激しい活動ではありませんでしたが、
フォートスミスの上空では、美しいオーロラが輝いたようです。

湖面に反射するオーロラもとてもきれいです。
ここは、世界で一番大きな星空保護区のウッドバッファロー国立公園
とのことで、素晴らしい星空も楽しめたことでしょう。
どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、昨日よりも少し上がって、
530km/秒となっています。
一方、磁場強度は、昨夜のうちに5nTに下がり、
そのまま安定しています。
磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。
磁気圏の活動は、ある程度高まった状態が続いていて、
AE指数は、900nTや700nTの中規模の変化が記録されています。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は、2日ほどで終わっています。
今回も同程度と考えると、
明日には速度は下がっているかもしれません。


太陽は、北東(左上)に新しい黒点が発生しています。
更に発達するかどうか、しばらく注目して下さい。

X線グラフには目立った変化はなく、太陽は穏やかです。



カナダのフォートスミスで、現地22日1時(世界時22日7時)頃に現れたオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


カナダのフォートスミスで、現地22日1時(世界時22日7時)頃に現れたオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


カナダのフォートスミスで、現地22日1時(世界時22日7時)頃に現れたオーロラの様子。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。