宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/17 --- ---
8/16 --- ---
8/15 --- ---

黒点  8/17 (NOAA)
磁場 フレア
2574 4 α ---
2575 3 β ---
2576 3 α ---
2577 3 β ---
2578 3 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:18 336 -2.0
-2 h 323 +2.8
-4 h 305 +2.9
-6 h 297 +1.9
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
8/17 0.2 8x10^3
8/16 0.4 2x10^4
8/15 0.3 3x10^4
8/14 0.4 3x10^4
8/13 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/12 12:06 太陽風は600km/秒の高速状態を保っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 8/13 10:43 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
2016/ 8/14 07:58 太陽風の速度は下がり、高速風は終わりました。太陽は穏やかです。
2016/ 8/15 10:32 C1の小さいフレアが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏は静穏です。
2016/ 8/16 11:34 太陽風は更に低速になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2016/ 8/17 13:21 更新
低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、低速の風が続いていますが、
速度は280km/秒から340km/秒へ、少し上がっています。

磁場強度は、5nTから8nTへ少し強まり、
太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来しています。
27日周期の図を見ると、「T」から「A」へ変わったようですが、
ちょうどその辺りでACE衛星のデータが止まっています。

オーロラの活動度を示すAE指数は、
太陽風磁場の切り替わりの頃に、少し変化が大きくなり、
500nT弱の活動が起きています。

太陽風の最新状況が分からないので、今後のデータ待ちですが、
AE指数の変化が特に大きくなっていることはないので、
低速の穏やかな状態が続いているようです。

と書いたところで、速度320km/秒、磁場強度5nTと、
最新値が少しだけ出てきました。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の中央部に、小型のコロナホールが見えています。
2〜3日後くらいに弱い影響が到来するかもしれません。


太陽の黒点は、2575、2577、2578群は小さくなって、
見つけにくくなっています。
目立ったフレアもなく、穏やかな状態です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風の変化を受けて、大きく減少しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。