宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:12)
昨日、C2.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 9 --- ---
7/ 8 09:48 C2.7
7/ 7 16:49 C5.1

黒点  7/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2561 5 β C5
2562 5 β ---
2563 4 β ---
2564 1 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 634 +3.8
-2 h 608 -2.3
-4 h 609 +2.4
-6 h 593 +4.4
-8 h 579 +0.4
-10 h 584 -2.2
-12 h 511 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -30 -/ -
-10 h -35 -/ -
-12 h -35 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
7/ 9 0.4 5x10^3
7/ 8 0.6 2x10^2
7/ 7 0.5 6x10^2
7/ 6 0.4 4x10^2
7/ 5 0.6 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/ 4 13:12 太陽に小さい黒点が発生しています。太陽風はやや高速です。
2016/ 7/ 5 12:32 太陽に黒点は見えていません。太陽風は平均的な状態です。
2016/ 7/ 6 15:20 太陽に黒点が現れています。太陽風は低速です。
2016/ 7/ 7 12:32 コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。
2016/ 7/ 8 12:20 C5.1の小規模フレアが発生しました。太陽風は高速風になっています。
最新のニュース

2016/ 7/ 9 12:12 更新
太陽の黒点群は4つに増えています。太陽風は600km/秒台の高速風です。

担当 篠原

太陽の可視光写真が、にぎやかになってきました。
太陽の東端の北半球側に現れていた黒点には、
2563群と番号が付き、
その向こうからもう一つ新しく、
2564群が上がってきました。

昨日のニュース以降は、
Cクラスに達するフレアは発生していませんが、
X線のグラフでは、Bクラスの小さい変化が
連続的に発生しています。


太陽風は、630km/秒へ速度が高まり、
一段と高速の風になっています。
磁場強度は、5nTヘ下がっていて、
平均的な値に戻っています。

コロナホールの影響が強まっています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
太陽の北東側(左上)に、コロナホールが更に大きく広がっています。
3、4日後くらいからは、
この領域の影響が地球にやって来ると考えられ、
太陽風は、この頃にかけて強まった状態が続きそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
南向きに変化する時間が長くなっています。
このため、磁気圏の活動も長い時間高まっていて、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が、
1日にわたって発生し、最大は1400nTに達しています。
極域ではオーロラの活動が活発に発生しているようです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。