宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:01)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/15 11:35 C2.8
1/14 --- ---
1/13 --- ---

黒点  1/15 (NOAA)
磁場 フレア
2480 2 α ---
2483 2 β ---
2485 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 427 +0.1
-2 h 444 -2.7
-4 h 453 +1.6
-6 h 456 -1.0
-8 h 486 +0.2
-10 h 467 -1.7
-12 h 477 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
1/15 0.5 5x10^3
1/14 0.4 6x10^3
1/13 0.3 3x10^3
1/12 0.3 4x10^3
1/11 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/10 11:32 太陽風は平均的な状態にほぼ戻り、太陽もとても穏やかです。
2016/ 1/11 08:15 太陽風の速度は450km/秒で安定しています。太陽はとても穏やかです。
2016/ 1/12 11:26 550km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 1/13 12:36 高速の太陽風が続き、オーロラの活動も続いています。
2016/ 1/14 13:05 太陽風は500km/秒の高速風が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2016/ 1/15 12:01 更新
太陽風は平均的な速さに戻りました。1週間ぶりにCフレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日から今日にかけてゆっくりと低下して、
現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度も、5nTから4nTへ少し下がっています。
高速太陽風の領域は、
前周期と同様に、3日ほど続いて終わりました。

磁場の南北成分は、北に南にと頻繁に変化しています。
太陽風が落ち着いてきたので、変化も小規模になっていますが、
AE指数は、300nT前後の変化が頻繁に起きています。

高速風が終わり、太陽風はしばらく穏やかになりそうです。

一方、太陽では、中央部の南側でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
暗く見えるダークフィラメントが、
15日5時(世界時14日20時)頃から、ゆっくりと噴き上がっています。
飛び出したコロナのガスは、地球へも向かっている可能性があります。
明日にはSOHO衛星でCMEの様子を見ることができるでしょう。
乱れがやって来るとすると、4日後の19日頃になるかもしれません。


太陽は、東端から2485黒点群が新しく現れています。

ちょうど今、15日11時半(世界時15日2時半)に、
西側の2480黒点群で、C2.8の小規模フレアが発生しました。
Cクラスのフレアの発生は、1月7日のC1.0以来、8日ぶりです。




太陽の中央部南側で発生したフィラメント噴出の様子。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。