宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:50)
昨日、C1.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 --- ---
10/24 13:20 C1.9
10/23 --- ---

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
2434 4 β C2
2435 1 α ---
2436 17 β ---
2437 1 α ---
2439 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:47 448 +1.4
-2 h 452 +6.1
-4 h 460 +3.4
-6 h 465 +6.5
-8 h 476 +6.7
-10 h 493 +3.6
-12 h 444 +5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 4 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
10/25 0.4 1x10^3
10/24 0.4 5x10^2
10/23 1.1 1x10^3
10/22 0.4 7x10^2
10/21 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/20 11:42 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2015/10/21 12:27 太陽風はより低速になっています。太陽も穏やかです。
2015/10/22 12:05 2436黒点群がやや活発になっています。
2015/10/23 11:28 フレアの発生は穏やかになっています。太陽風はやや高速です。
2015/10/24 08:01 太陽風はやや高速で安定しています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/10/25 15:50 更新
太陽風の乱れが到来しました。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

ACE衛星の観測によると、
今日の未明、25日3時半(世界時24日18時半)に、
太陽風の急な変化が到来して、
速度は、430km/秒から500km/秒へ、
磁場強度は、5nTから13nTへそれぞれ高まりました。

23日のニュースで紹介した、
22日昼に発生したCMEの乱れが到来したと思われます。
フレアの発生から2日と16時間ほどかかっての到来でした。

太陽風の急な強まりにより、地球の磁気圏は急に圧縮されて、
GOES衛星の磁場データは、急な増加を記録しています。
グラフの「N」の印は、各衛星の正午の位置を示しています。
太陽風の変化は、2機の衛星が正午付近にいたときに到来しています。
このため、磁場強度の変化も、よりはっきりと観測された様です。

一方、太陽風磁場の南北成分は、北向きに強まっています。
このため、オーロラの活動はあまり高まらず、
AE指数のグラフは、
300nTくらいの小さい変化が記録されている程度です。

現在の太陽風は、速度は450km/秒、磁場強度は6nTに下がり、
高まりは終わりつつある様です。


太陽は、西の端(右端)の2434黒点群で、
C1の小さいフレアが3回発生した程度で、
全体としては穏やかです。




今日は体育祭が行われ、更新が遅くなってしまいました。
申し訳ありません。
今日も快晴で、天候に恵まれた高専祭になりました。



GOES衛星の磁場データ。太陽風の急な強まりにより、強度が急に高まっている。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。