宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:07)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/15 02:37 C1.5
10/14 22:19 C1.8
10/13 23:06 C9.5
10:11 C4.5

黒点 10/15 (NOAA)
磁場 フレア
2431 1 α ---
2432 5 β ---
2433 2 α ---
2434 8 βγ M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 458 -1.1
-2 h 459 -0.4
-4 h 495 -2.9
-6 h 484 -0.6
-8 h 495 -1.2
-10 h 516 -1.1
-12 h 510 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -28 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -36 -/ -
-12 h -39 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
10/15 0.4 2x10^4
10/14 0.5 2x10^4
10/13 0.4 4x10^4
10/12 0.3 1x10^5
10/11 0.4 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/10 13:51 650km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2015/10/11 10:06 太陽風の速度は下がり始めましたが、高速の状態は続いています。
2015/10/12 13:47 高速の太陽風は終わりつつある様です。C3の小規模フレアが発生しました。
2015/10/13 12:08 太陽風は500km/秒台の高速風に戻っています。太陽の東端でC4.5のフレアが起きました。
2015/10/14 13:06 C9.5のフレアが発生しました。高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2015/10/15 10:07 更新
太陽風はやや高速に下がっています。フレアも弱まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒から460km/秒へ下がり、
やや高速の状態に下がっています。
磁場強度も、8nTから4nTへゆっくりと下がっています。

太陽風は弱まる傾向ですが、
SDO衛星AIA193の写真では、
コロナホールの広い領域の影響はこれから及ぶ可能性もあり、
引き続き変化に注目して下さい。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていますが、
振れ幅は次第に小さくなっています。
速度が下がりつつあることもあって、
磁気圏の活動は次第に小さくなっている様です。
AE指数のグラフは、前半は800nTくらいの中規模の変化が続いていますが、
後半は、500nTを割る様になっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日も10,000に達しています。
太陽風が弱まってきたので、
これから次第に下がっていく可能性があります。


太陽では、2434黒点群の全体が見えてきましたが、
C1の小さいフレアが2回発生した程度で、少し静かになっています。
このまま弱まっていくのか、あるいは、再び高まるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。