宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 8 --- ---
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---

黒点 10/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2427 1 α ---
2429 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:37 745 -1.9
-2 h 775 -1.7
-4 h 741 +0.1
-6 h 752 +0.2
-8 h 772 -4.4
-10 h 632 -11.0
-12 h 649 -12.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -52 -/ -
-2 h -53 -/ -
-4 h -62 -/ -
-6 h -79 -/ -
-8 h -88 -/ -
-10 h -85 -/ -
-12 h -68 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
10/ 8 0.4 1x10^3
10/ 7 0.5 2x10^4
10/ 6 0.3 5x10^3
10/ 5 0.3 2x10^3
10/ 4 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/ 3 13:21 太陽風磁場の強まりは続いています。2422黒点群のフレアも活発です。
2015/10/ 4 11:30 太陽風磁場の強まりは続いています。2422黒点群は西に没しました。
2015/10/ 5 11:46 太陽風はやや強まった状態です。太陽は穏やかになっています。
2015/10/ 6 12:12 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2015/10/ 7 12:59 太陽風の強まりが始まりつつある様です。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/10/ 8 14:41 更新
太陽風が大きく乱れ、磁気圏の活動を強めています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、6日の夜に、アイスランドで撮影された
オーロラの写真をいただきました。

それまで、アイスランドは全土が厚い雲に覆われて、
雨、曇りに強風と、悪条件が続いたそうですが、
6日に北部から晴れ始めるとの予報で移動して、
撮影に成功したとのことです。

現地6日20時半(世界時も同じ)から、
強いオーロラが一晩中現れ続けたそうです。

昨日掲載した、昭和基地の動画がちょうど同じ時刻です。
南半球と北半球で同じように激しいオーロラが見えていた様です。
そして、以降も素晴らしいオーロラが現れ続けているのではないでしょうか。
どうもありがとうございます。




20nT近くに強まっていた磁場強度に続いて、
昨夜、7日22時(世界時7日13時)頃から、
太陽風の速度も上昇を始め、400km/秒と平均的だった状態から、
今朝、8日5時(世界時7日20時)には、800km/秒近くと、
かなり高い速度に達しました。

反対に、磁場強度はここで7nTに下がっています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、
-10nT前後と大きく振れた時間も長く発生しています。
このため、磁気圏の活動はかなり激しくなり、
AE指数は、1000〜1800nTの大規模な変化が長時間続いています。

京都大学のDst指数(速報値)も、最大で -126nTまで下がっていて、
中規模の磁気嵐になっている様です。

現在の太陽風は、速度は750km/秒に高まっていますが、
磁場強度は7nTに下がり、南北成分の変化は小幅になっています。
磁気圏への影響も小さくなっている様で、
AE指数の変化は500nT程度に留まっています。

激しい変動の発生はこのあたりまでで、
以降は中小規模の乱れになりそうです。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の中高緯度域に、次のコロナホールが広がっています。
3〜4日ほど経つと、今度はこちらの影響が到来する可能性があります。
ただし、こちらは緯度が高めなので、
地球への影響はやや及びにくい状況です。


太陽は、小さい黒点がかろうじて見える程度で、
無黒点寸前の様子です。

X線の強度も、下がりきっています。



アイスランドで現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


アイスランドで現地6日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


Dst指数(速報値)は -126nTまで下がり、中規模の磁気嵐になっています。Dst指数はマイナス方向に強まります。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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