宇宙天気 2015/ 9/ 4

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (09:00)

昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。

太陽風南向き磁場が大きくなっています。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
9/ 4	---	---
9/ 3	20:17	C1.7
9/ 2	---	---

黒点 9/ 3 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
2406	2	α	---
2407	3	β	C2
2409	6	β	---

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
08:56	442	-7.1
-2 h	413	-6.0
-4 h	417	+0.5
-6 h	416	-0.4
-8 h	423	+2.4
-10 h	426	-0.1
-12 h	445	+1.4

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
09:30	-22	-/ -
-2 h	-1	-/ -
-4 h	-12	-/ -
-6 h	-3	-/ -
-8 h	-7	-/ -
-10 h	-6	-/ -
-12 h	-7	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.1 →	1x10^3
9/ 4	0.3	2x10^3
9/ 3	0.4	4x10^3
9/ 2	0.4	7x10^3
9/ 1	0.3	5x10^3
8/31	0.3	3x10^3

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

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Latest Events (SolarSoft)

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EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

Canada (CSA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2015/ 8/30 12:39　やや高速の太陽風が続いています。2403黒点群は沈みかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。; 2015/ 8/31 10:20　2403黒点群は見えなくなり、太陽は穏やかです。太陽風も穏やかです。; 2015/ 9/ 1 09:32　太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。; 2015/ 9/ 2 13:49　太陽風は低速ですが、これから速度の高まりが回帰するかもしれません。; 2015/ 9/ 3 10:17　太陽風は平均的な速さで、穏やかです。太陽も静かです。; 最新のニュース

2015/ 9/ 4 09:00　更新
太陽風磁場が強まって、磁気圏の活動を高めています。

担当　篠原

太陽風の速度は、420〜440km/秒と平均的な速さで安定していますが、
今日に入った頃から磁場に変化が見られる様になって、
磁場強度は10nTに上がり、
南北成分も-5nTを超える南向きの状態になっています。

このため、磁気圏の活動も高まりそうです。
今のところ、AE指数のグラフの最後は、
300nTの小規模の変化に留まっていますが、
もう少し規模の大きい変化がこれから見られるかもしれません。

南極の昭和基地で、4日8時(世界時3日23時)頃に撮影されたオーロラを、
全天カメラの動画で紹介します。
空全体を激しくオーロラの光が舞っています。

太陽風の乱れは、速度の変化は小さくなりましたが、
磁場の強まりは残っていた様です。
太陽風磁場の南向きの変化が続くと、
磁気圏の活動も活発に続くでしょう。

太陽は、西の端(右端)でC1.7の小さいフレアが起きただけで、
全体としては穏やかです。

黒点は、小さいものが2か所に新しく現れています。

今日の新居浜は快晴です。
これから、モデルロケット、缶サットの製作講座が行われます。
入門編ですが、高専生たちがどんな機体を作るのか楽しみです。