宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/27 --- ---
5/26 --- ---
5/25 --- ---

黒点  5/27 (NOAA)
磁場 フレア
2349 2 β ---
2353 2 β ---
2354 1 α ---
2355 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 324 +2.9
-2 h 331 +4.8
-4 h 336 +3.9
-6 h 340 +4.1
-8 h 346 +2.4
-10 h 312 +1.8
-12 h 293 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 2 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
5/27 0.3 8x10^1
5/26 0.4 2x10^2
5/25 0.3 3x10^2
5/24 0.3 7x10^2
5/23 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/22 14:51 太陽風の速度は400km/秒で安定しています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 5/23 10:37 太陽風は340km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 5/24 10:44 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 5/25 11:58 低速の太陽風が続いています。太陽もとても静かです。
2015/ 5/26 12:27 太陽風の速度は310km/秒に下がり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 5/27 10:58 更新
太陽の黒点が少なくなっています。太陽風は低速風が続いています。

担当 篠原

昨日のフィラメント噴出によるCME(太陽ガスの放出現象)の様子を、
SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。
太陽の左側に向かって、ゆっくりとガスが飛び出しています。
横に向かっているので、地球への影響はありません。

右上の隅に、C3の写野を通り過ぎようとしている
プレアデス星団(すばる)が写っています。
また、太陽の左側には、火星(明るい方)と水星(暗い方)も写っています。
周囲の星々とずれて動いている2つの星です。
また、左下には、おうし座の頭にあたるヒアデス星団(V字の星の並び)と、
一等星アルデバランも見えています。
CMEだけでなく、なかなかにぎやかな写真です。


太陽は今日も穏やかで、目立ったフレアの発生はありません。

黒点も、昨日よりさらに小さくなっていて、
掲載の可視光写真では、見えるか見えないかです。

太陽の東端の向こう側には、やや活動的な領域がある様です。
どの様な領域が現れるでしょうか。


太陽風は、27日1時(世界時26日16時)に、
磁場強度が10nTに強まる変化が発生しています。
27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが発生した様です。
前周期の太陽風と同様の変化になっています。

同じ頃に、太陽風の速度も、
310km/秒から340km/秒に少しだけ上がっています。
その後下がって、現在は320km/秒です。
低速の状態は変わっていません。

前周期は、セクターの変化から1日ほど経って、
速度が400km/秒台に上がりました。
この後の推移に注目してください。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、200〜300nTの小さい変化が
起きている程度です。



昨日のフィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星ASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。