宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:36)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 06:45 C4.1
3/30 21:45 C2.4
10:37 C4.7
00:21 C3.2
3/29 22:17 C2.7
19:29 C2.3
15:49 C3.0
01:03 C2.4

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
2305 7 β C2
2313 1 α ---
2315 5 β C2
2316 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 328 -0.3
-2 h 329 -0.4
-4 h 326 +0.6
-6 h 322 +1.0
-8 h 317 -1.9
-10 h 323 -0.4
-12 h 323 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
3/31 0.3 3x10^2
3/30 0.3 8x10^2
3/29 0.5 3x10^3
3/28 0.4 7x10^3
3/27 0.4 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/26 09:43 太陽風は500km/秒台の高速風が続いています。太陽でCクラスのフレアが発生しています。
2015/ 3/27 10:01 高速の太陽風は終わりました。太陽のフレアも穏やかです。
2015/ 3/28 10:04 太陽風は低速風に変わっています。明日くらいから再び速度が高まりそうです。
2015/ 3/29 12:29 太陽風の磁場強度が高まっています。速度の上昇も始まるかもしれません。
2015/ 3/30 11:25 太陽風は350km/秒の低速風になっています。
最新のニュース

2015/ 3/31 12:36 更新
太陽風は330km/秒の低速風です。磁気嵐中のフィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

フィンランドの小松兼一さんより、
3月17日に始まった大磁気嵐中のオーロラの写真をいただきました。
私の海外出張のため掲載が遅れてしまいましたが、
撮影はフィンランド中部のオウルで、現地17日20〜21時とのことです。

激しい磁気嵐の発生をうけ、夜を待ち構えての撮影だったそうです。
今回のオーロラは、空全体が明るくなるように見えていたことや、
青いオーロラをはっきりと見ることができたなど、
いつもとは違う見え方をしていたそうです。
写真も、独特の色の混ざった、複雑な写り方をしています。

また、ソニーのα7Sを使ってリアルタイムの動画撮影を行ったそうで、
Youtubeに、動画1動画2と2つ公開されています。
そのままの時間の速さですので、
オーロラの本当の動きの速さを実感することができます。
静止画では伝えることのできない迫力ですね。
いつまでも見ていたくなる光景です。

素晴らしいオーロラをどうもありがとうございます。



昨夜から、太陽風の速度は330km/秒まで下がり、
予想とは反対に、かなり遅い風になっています。
磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球のコロナホールは、太陽の右側にだいぶ進んでいて、
影響が及ぶなら、そろそろ始まってもよい頃です。

27日周期の図の前周期の変化とは、
だいぶ様子が変わっていますが、
引き続き注目して下さい。

一方、SDO衛星AIA193では、
北半球側の縦に伸びるコロナホールが、
太陽の中心線に達しています。
3日ほどすると、こちらの影響が始まるかもしれません。

磁気圏の活動は穏やかです。
AE指数のグラフは、ほとんど変化していません。


太陽では、昨日のニュース更新時のC4.7に続いて、
C2.4、C4.1などの小規模フレアが、
西の端の2303黒点群で発生しました。

活発に活動しているのは、この2303群だけで、
今後は完全に見えなくなるので、
X線のグラフは静かになりそうです。




フィンランド・オウルで、磁気嵐発生中の現地3月17日20〜21時に撮影されたオーロラ。
(c) 小松兼一氏


フィンランド・オウルで、磁気嵐発生中の現地3月17日20〜21時に撮影されたオーロラ。
(c) 小松兼一氏


フィンランド・オウルで、磁気嵐発生中の現地3月17日20〜21時に撮影されたオーロラ。
(c) 小松兼一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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