宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:42)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 --- ---
3/ 4 19:03 C2.5
3/ 3 22:21 C4.1
11:18 C7.0
10:24 M8.2
09:16 C3.5
07:58 C6.0
04:20 M4.1
02:23 C3.9
00:08 M3.7

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2292 13 β C3
2293 10 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 483 +3.2
-2 h 512 +1.7
-4 h 506 -2.2
-6 h 458 +2.0
-8 h 452 +3.5
-10 h 461 +3.0
-12 h 486 +2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -11 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
3/ 5 0.3 3x10^3
3/ 4 0.2 7x10^3
3/ 3 0.3 2x10^3
3/ 2 0.3 3x10^2
3/ 1 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/28 12:57 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2015/ 3/ 1 15:08 コロナホールの影響で、高速風が始まりました。Cフレアも増えています。
2015/ 3/ 2 15:07 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2015/ 3/ 3 13:03 太陽でM8.2などMクラスフレアが4回発生しています。太陽風は650km/秒の高速風になりました。
2015/ 3/ 4 14:02 高速太陽風は終わりました。フレアの活動は見えなくなりました。2月の黒点数は44.8でした。
最新のニュース

2015/ 3/ 5 10:42 更新
太陽は穏やかです。太陽風は再び高速になっています。

担当 篠原

太陽は、2290黒点群が沈んで、
活動は静かになっています。
昨日は、西の端の2292黒点群で
C2.8の小規模フレアが起きた程度です。

黒点も少なく、目立たなくなっています。


太陽風は、昨夜、4日19時(世界時4日10時)頃に
磁場の強まりが到来し、一時的に10nTに上がりました。
その後は、5nTと平均的な状態です。

同様に速度にも小規模の高まりがやって来て、
450km/秒に下がりかけていた速度が、
500km/秒へ再び高まっています。

太陽風の変化としては、この程度で終わりそうです。


太陽風磁場は北を向いている時間帯が多かったのですが、
強度が高まった時に南に大きく振れて、
AE指数で1000nTに達する大きな磁気圏の活動を起こしています。
その他の時間帯では、磁気圏は穏やかです。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の淡いコロナホールが中心線を通過しています。
2日後くらいに弱い影響がやって来るかもしれません。




現在、高速船に乗って鹿児島湾を南下しています。
昼に種子島について、午後からロケットコンテストに参加します。
打ち上げなどの本番は明日の予定です。
天候が心配ですが、にぎやかな大会になりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。