宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:01)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 10:39 M1.1
09:37 M1.5
03:57 C4.7
02:00 C2.9
12/16 20:33 C5.6
20:07 C2.1
19:07 C4.1
17:06 C4.0
14:52 C2.7
13:41 C3.5
11:33 C5.3
06:15 C4.5
12/15 10:34 C7.0
07:03 C3.6
06:34 C2.2
05:13 C4.0
04:46 C4.7
04:10 M1.6
03:15 C2.5

黒点 12/17 (NOAA)
磁場 フレア
2230 1 α ---
2234 2 α ---
2235 6 β ---
2236 4 β ---
2237 1 α ---
2239 13 β C2
2240 3 β ---
2241 24 βγ C5
2242 25 βγδ M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 409 -1.6
-2 h 398 -0.7
-4 h 425 -3.2
-6 h 421 -1.0
-8 h 430 +2.2
-10 h 428 +2.4
-12 h 434 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
12/17 0.3 1x10^3
12/16 0.4 1x10^3
12/15 0.7 3x10^3
12/14 2.5 1x10^3
12/13 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/12 13:16 太陽風の速度は450m/秒とやや高めです。太陽は穏やかです。
2014/12/13 13:43 コロナホールの影響で600km/秒の高速太陽風が到来しています。
2014/12/14 14:12 太陽の東端でフレアが活発に発生しています。太陽風の速度は450km/秒に下がっています。
2014/12/15 12:31 M1.6の中規模フレアが発生するなど、2242黒点群でフレアが増えています。
2014/12/16 12:20 2242黒点群は広がっていますが、フレアは減っています。太陽風はやや高速です。
最新のニュース

2014/12/17 11:01 更新
2242黒点群の活動が続いています。今朝、M1.5のフレアが発生しました。

担当 篠原

2242黒点群と2241黒点群でフレアの発生が続いています。
太陽の中央近くの2242群では、
昨日からC5.3、C3.5、C2.7、C4.1、C5.6と小規模フレアが続き、
今朝、17日10時(世界時17日1時)には
M1.5の中規模フレアが発生しました。

また、その左側の2241群も、C4.0、C2.9、C4.7と、
小規模フレアを頻繁に起こしています。

2つの黒点群の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
フレアの発生に引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度が少し低下して、
現在は400km/秒に戻りかけています。
磁場強度も6nTで安定してます。
コロナホールの影響は特に見られないまま推移するのでしょうか。

磁場の南北成分は、北や南にゆっくりと変化しています。
南向きに対応するように、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が起きています。
磁気圏は、弱まりながらもある程度の活動が続いています。

今後、27日周期の図の前周期のように推移するのであれば、
太陽風は、現状の様な穏やかな状態がしばらく続きそうです。



2242黒点群(右)と2241黒点群(左)で発生しているフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。