宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:00)
昨日、M1.4の中規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/10 --- ---
10/ 9 21:45 C1.9
18:19 C7.9
16:34 C2.7
15:46 M1.2
13:58 C4.2
10:54 M1.4
10:28 M1.3
07:24 C3.8
05:40 C2.3
05:20 C1.8
04:42 C2.0
01:45 C2.0
10/ 8 00:55 C1.6

黒点 10/10 (NOAA)
磁場 フレア
2178 1 α ---
2182 19 βγ M1
2185 2 β ---
2186 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 327 -3.1
-2 h 318 -3.5
-4 h 314 +2.3
-6 h 320 +2.9
-8 h 317 -2.4
-10 h 342 +1.5
-12 h 343 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -24 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
10/10 0.7 3x10^2
10/ 9 0.4 4x10^2
10/ 8 0.4 7x10^2
10/ 7 0.3 9x10^2
10/ 6 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/ 5 12:43 太陽風の磁場が強まっています。太陽は穏やかです。
2014/10/ 6 12:17 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2014/10/ 7 11:50 太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。9月の黒点数は87.6でした。
2014/10/ 8 11:12 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2014/10/ 9 12:55 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動を高めています。M1のフレアが2回起きました。
最新のニュース

2014/10/10 13:00 更新
2182黒点群でフレアの発生が続きました。太陽風磁場の影響で磁気圏活動はやや高まっています。

担当 篠原

太陽の南西(右下)の2182黒点群は、
その後も活発に活動を続け、
9日16時(世界時9日7時)にM1.2の中規模フレア、
その前後に、C7.9、C4.2、および、
C1〜2の小規模フレアを7回ほど起こしました。

活発な活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

しかし、2182群は今日に入った頃から静かになり、
フレアの発生は止まっています。
GOES衛星のX線グラフは、変化がなくなっています。

太陽面で目立つ黒点は2182群と、
南東の2186群だけになり、
少し寂しくなっています。


太陽風は、速度が370km/秒から330km/秒に下がり、
より低速の風に変わっています。
磁場強度は、8nTにやや強まった状態が続いていて、
磁場の南北成分は、
頻繁に -5nTくらいの南向きに変化しています。

このため、磁気圏の活動もやや高まった状態が続き、
AE指数は、500nT前後の変化が続いています。

ただし、太陽風の速度がより下がってきたことや、
今後、磁場の強まりが弱まると考えると、
磁気圏の変化は次第に小さくなっていくでしょう。




台風19号は、13日(月)頃に九州直撃になりそうな予報です。
今日はかなり強い東風が吹き続けています。
この様子だと、月曜まで3連休のため、
今日の夕方に高専内のLANは停止することになりそうです。

ニュースの公開は臨時サーバーで続ける予定ですが、
フレア情報などのリアルタイムの更新はできなくなります。
申し訳ありませんが、ご了解下さい。



2182黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。