宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、M2.3の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 08:01 M2.3
9/23 --- ---
9/22 --- ---

黒点  9/24 (NOAA)
磁場 フレア
2169 2 α ---
2170 2 α ---
2171 7 β ---
2172 17 βγ M2
2173 1 α ---
2174 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 401 -3.9
-2 h 406 -5.8
-4 h 414 -4.7
-6 h 393 +0.2
-8 h 380 -1.0
-10 h 409 -4.7
-12 h 407 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^1
9/24 0.4 8x10^2
9/23 1.7 7x10^2
9/22 2.0 2x10^2
9/21 0.4 7x10^0
9/20 0.5 5x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 9/19 11:50 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動もやや高まっています。M1の中規模フレアが発生しました。
2014/ 9/20 10:24 コロナホールの影響で、高速の太陽風がやって来ました。
2014/ 9/21 10:28 太陽風の速度は550km/秒に上がっています。磁気圏は穏やかです。
2014/ 9/22 12:11 太陽風速度の高まりは終わりつつあります。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 9/23 12:12 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 9/24 12:26 更新
太陽風磁場が南向きになり、オーロラが活発になっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

今日もカナダ、イエローナイフのオーロラを紹介します。
一日遅れの掲載になってしまいましたが、
高坂雄一さんにより、現地21〜22日の夜に撮影された写真です。
この日も雲のすき間に当たったときに、
ちょうどきれいなオーロラが見られたとのことで、
頭上からオーロラの筋が降り注ぐ様子がとてもきれいです。

2、3枚目の写真では、中央の少し右下に
アンドロメダ大星雲がオーロラと重なって見えています。
横に細長く滲んだように伸びている天体です。
また、写真の右上から左下に向かって、
淡い秋の天の川も写っています。

1枚目のバスとの写真も、現地の雰囲気が伝わってきて、
個人的には好きな写真です。
素敵な写真たちをありがとうございました。



太陽風は、やや高速の状態から少しだけ速度が下がり、
400km/秒と平均的な速度です。
磁場強度は、7nTにやや強まっていますが、
磁場の南北成分が南向きに振れる様になり、
-5nTを超えるまとまった変化が繰り返到来しています。

このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数では、700〜800nTの中規模の変化が、
数時間おきに繰り返し発生しています。

このグラフでは、最後の山の始まりにあたる、
世界時23日22時のノルウェー・トロムソのオーロラを、
全天カメラの動画で紹介します。

この後、太陽風は速度の高まりが
回帰してくる可能性があります。
現在の磁場強度の高まりは、
その変化と関係しているのかもしれません。


太陽では、東側の2172黒点群で、
今朝、24日8時(世界時23日23時)に、
M2.3の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

2172群は、黒点としても大きく、
可視光写真ではだいぶ目立っています。
今後の活動に注目して下さい。

また、SOHO衛星LASCO C3では、
太陽を囲むように広がるハロー型のCMEが
2回見えています。
昨日と同様に太陽の裏側の現象で、
裏側の黒点では活発な活動が続いている様です。



カナダ・イエローナイフで、高坂雄一さんにより現地21〜22日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、高坂雄一さんにより現地21〜22日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、高坂雄一さんにより現地21〜22日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、高坂雄一さんにより現地21〜22日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時23日22時のオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2172黒点群で発生したM2.3の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。