宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:38)
昨日、C4.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 --- ---
8/30 23:11 C2.8
19:14 C2.0
16:11 C1.7
13:48 C3.3
13:16 C2.0
08:46 C3.0
02:59 C1.9
00:43 C4.3
8/29 00:02 C1.9

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
2149 11 β C3
2150 1 α ---
2151 1 α ---
2152 11 βγ C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 407 -1.4
-2 h 407 +3.5
-4 h 409 +0.3
-6 h 409 -2.3
-8 h 411 -2.3
-10 h 418 +1.3
-12 h 429 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
8/31 0.2 5x10^3
8/30 0.3 3x10^3
8/29 0.4 1x10^3
8/28 0.5 1x10^2
8/27 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/26 08:22 M2.0とM3.9の中規模フレアが発生しました。太陽風は250km/秒まで遅くなっています。
2014/ 8/27 12:00 2146黒点群でCクラスフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。
2014/ 8/28 10:55 太陽風磁場の強い南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。
2014/ 8/29 12:21 太陽風磁場の影響で、活発な磁気圏活動が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2014/ 8/30 10:28 太陽風の磁場は南北に振れ、磁気圏の活動も続いています。
最新のニュース

2014/ 8/31 10:38 更新
磁気圏の活動が続いています。太陽はCクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速度が安定して続いています
(ACE衛星の図の黄色線)。
磁場強度(白線)も8nTから5nTに下がり、
こちらも平均的な値です。

磁場の南北成分(赤線)は、
南北(マイナス・プラス)に変化を続けていますが、
変化の時間間隔が短くなり、グラフは小刻みに揺れています。
また、磁場強度が下がったので、
南北の変化の幅は少しずつ小さくなっています。

磁気圏も活動的な状態が続いていますが、
変化の大きさは少し小さくなっています。
AE指数の高まりは、
500〜800nTくらいに弱まり(十分活発ですが)、
発生の頻度もやや下がっています。

その中の、世界時30日20時の
昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
AE指数のグラフでは、500nTの小さい山が発生している頃です。

昨日までの雲が晴れて、
空を覆ってオーロラが美しく輝いています。
動画の前半では、南天の明るい天の川も見えています。

今日で8月も終わりですが、例年の観測記録によると、
昭和基地の全天カメラの撮影は10月中旬までで、
残り1ヶ月半ほどです。


太陽では、規模は小さいですが、
Cクラスフレアの発生が続いています。
発生箇所は、西の2149群と東の2152群です。

2149群では、C2.0、C3.3、C1.3、C2.0と続き、
2152群は、C1.7、C1.0、C1.0、C2.8を起こしています。

2152群は黒点も大きくなっていて、
今後の変化に注目して下さい。

また、SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
中央部の北半球側に、
ダークフィラメントの黒い筋が
斜めに長く伸びているのが良く見えます。

地球の正面に来ているので、
フィラメント噴出を起こすと、
飛び出したCMEが地球にまっすぐ向かって来そうです。



南極の昭和基地で、世界時30日20時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。