宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
また、M3.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/23 10:48 C3.5
00:40 C6.2
8/22 21:44 C6.4
19:11 C2.2
18:10 C8.5
17:03 C2.6
15:13 M1.2
11:20 C4.1
10:56 C2.5
09:35 C2.6
08:54 C6.6
03:56 C7.3
8/21 22:18 M3.4
09:21 C3.2
06:42 C2.1
03:53 C3.2
02:42 C2.6

黒点  8/23 (NOAA)
磁場 フレア
2139 3 β ---
2141 1 α ---
2143 22 β ---
2146 6 β C6
2147 1 α ---
2148 16 βγ C7
2149 9 βγ M3
2150 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 340 -1.2
-2 h 339 -0.3
-4 h 342 -0.3
-6 h 344 -0.1
-8 h 349 +0.8
-10 h 352 +1.3
-12 h 358 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
8/23 0.3 1x10^3
8/22 0.4 2x10^3
8/21 0.3 4x10^2
8/20 0.4 4x10^1
8/19 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/18 12:05 太陽風の速度は280km/秒に下がっています。太陽も穏やかです。
2014/ 8/19 12:52 かなり遅い太陽風が続いています。太陽もC1のフレアが起きた程度で、穏やかです。
2014/ 8/20 11:51 CMEによる太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。
2014/ 8/21 11:31 太陽風の乱れは終わりつつあります。太陽の東端から活動的な領域が近づいています。
2014/ 8/22 11:00 太陽の東端でM3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わっています。
最新のニュース

2014/ 8/23 11:32 更新
太陽でフレアが活発に発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の東端(左端)の2149黒点群は、
活発に活動が続いています。
22日15時(世界時22日6時)のM1.2中規模フレアを最大に、
C4.1、C8.5、C6.4などのCクラスのフレアを、
6回ほど起こしています。

また、中央部の2146群も活動的になり、
C2.2、C6.2の小規模フレアを起こしています。

活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
太陽の左側と真ん中でフレアの明るい輝きが
繰り返し発生しています。

2146群のフレアでは、弱いCMEも発生している様です。
3〜4日後くらいの太陽風に、
弱い影響が見られるかもしれません。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、AE指数は初めにひとつ変化があるだけで、
以後は静かになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真にはコロナホールはなく、
低速の穏やかな太陽風が続きそうです。




東端の2149群と、中央の2146群でフレアが頻繁に発生しています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。