宇宙天気 2014/ 8/ 6

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (11:18)

今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。

太陽風の速度がやや高くなっています。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
8/ 6	05:21	C2.5
8/ 5	23:11	C2.2
	20:21	C1.7
8/ 4	11:39	C2.1
	09:46	C3.4

黒点 8/ 6 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
2127	8	β	---
2130	16	β	C1
2132	19	βγ	C3
2134	10	βγδ	C2

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
11:07	461	-1.4
-2 h	465	-0.3
-4 h	474	+0.0
-6 h	473	-0.2
-8 h	473	-2.8
-10 h	454	+1.2
-12 h	456	-2.2

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
11:30	-19	-/ -
-2 h	-19	-/ -
-4 h	-22	-/ -
-6 h	-25	-/ -
-8 h	-22	-/ -
-10 h	-23	-/ -
-12 h	-26	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.1 →	2x10^2
8/ 6	0.3	3x10^2
8/ 5	0.4	8x10^1
8/ 4	0.3	5x10^1
8/ 3	0.3	5x10^1
8/ 2	0.3	5x10^0

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

Canada (CSA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2014/ 8/ 1 13:06　M2.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速ですが、磁場が強まっています。; 2014/ 8/ 2 12:32　Mクラスのフレアが2回発生しました。CMEの噴出も起きています。; 2014/ 8/ 3 11:32　7月の黒点数は72.5でした。また、7月17日の黒点数は3年ぶりの 0 でした。; 2014/ 8/ 4 12:27　太陽風は平均的な状態が続いています。太陽もCクラスのフレアが発生しています。; 2014/ 8/ 5 12:07　太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。; 最新のニュース

2014/ 8/ 6 11:18　更新
太陽風はやや高速で、磁気圏もある程度活動的です。

担当　篠原

太陽風の速度は、470km/秒へ少し上がり、
やや高速の状態が続いています。

一方、磁場強度は5nTへ下がって、
平均的な強度に戻っています。

磁場の南北成分は、南北それぞれに変化していますが、
変化の幅は次第に小さくなっています。
磁気圏の活動は、AE指数500nT程度の変化が続いていますが、
今後は規模が小さくなるかもしれません。

ここまで、CMEによると考えられる、
太陽風の目立った変化は到来していません。
現在の400km/秒台中盤の太陽風がどこまで続くか、
注目してください。

太陽は、南半球の2132黒点群で、C1.7、C2.2、C2.5と、
小さいCクラスフレアが発生しています。
この他にもあちこちで小さい活動が起きていますが、
活動が強まる様子は特にありません。