宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2014/ 7/30 14:21 更新 太陽風は330km/秒と低速です。Cクラスのフレアが増えてきました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降低下して、 30日未明には300km/秒近くまで遅くなりました。 現在は少し戻していますが、330km/秒と低速の状態です。 一方、磁場強度は、一旦、3nTまで下がって、 その後5nTと平均的な状態に戻っています。 磁気圏も概ね静穏ですが、 太陽風磁場が南向きに振れた時に、 AE指数で200〜300nT程度の小さい変化が見られています。 太陽風は、このまま低速の穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、東端から2130黒点群が完全に姿を現し、 深夜の30日1時半(世界時29日16時半)にC4.6、 今日の昼、30日11時半(世界時30日2時半)にC3.7と、 少し大きい小規模フレアを起こしています。 この他にも、C1の小さいフレアが、同じ2130群で3回、 2126群で4回、2125群で1回など、 規模は小さいですが、活動が増えてきました。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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