宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:25)
昨日、M1.4の中規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 8 --- ---
6/ 7 16:03 C1.8
15:07 C3.0
07:00 C3.4
04:24 M1.4
6/ 6 21:56 C3.6

黒点  6/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2077 8 β ---
2079 1 α ---
2080 33 βγδ M1
2082 13 βγ ---
2083 1 α C3
2084 5 β ---
2085 24 βγ ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:17 492 -11.2
-2 h 466 -3.9
-4 h 408 +4.3
-6 h 420 +2.1
-8 h 416 +5.6
-10 h 417 -2.2
-12 h 416 +6.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -13 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^0
6/ 8 0.3 1x10^1
6/ 7 0.5 1x10^1
6/ 6 0.4 1x10^1
6/ 5 0.4 8x10^0
6/ 4 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/ 3 13:01 太陽風は低速風が続いています。磁場の南向きによって、オーロラの活動が高まりました。
2014/ 6/ 4 11:11 太陽風は低速です。M1のフレアが発生しました。5月の黒点数は75でした。
2014/ 6/ 5 13:39 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速です。
2014/ 6/ 6 14:11 太陽風は低速ですが、磁場の南向きでオーロラが少し強まっています。
2014/ 6/ 7 13:47 太陽で黒点の発達が目立っています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2014/ 6/ 8 14:25 更新
太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

太陽風は、深夜、8日1時(世界時7日16時)に急に乱れが到来して、
速度は、350km/秒から430km/秒へ、
磁場強度は、5nTから15nTヘそれぞれ高まりました。

磁場の南北成分は、初めは北向きに強まりましたが、
以降、南北に大きく振れる様になり、
短い時間ですが、南向きが -10nTまで強まる時間帯も発生しました。

そして、今日の昼、8日11時(世界時8日2時)頃から、
太陽風は、速度は500km/秒、磁場強度は25nT近くまで高まる
第二弾の変動が到来しています。
磁場の南向きも強まって、-15nTに達しています。

この影響で、磁気圏の活動が高まっていて、
AE指数は500〜800nTの中規模の変化が発生しています。
現在、磁場の南向きが一段と強まっていますが、
京都大学のAE指数のグラフでは、
最新データでは1200nTに達する大きな変動が起きています。

引き続き太陽風の高まりと、
オーロラ活動の高まりに注目して下さい。


太陽では、2080黒点群と2085黒点群は、
昨日よりも大きくなっています。
可視光写真では、似た姿ですぐ近くに並んでいます。
一方、フレアの活動はそれほど活発ではなく、
この2つの黒点群ではBクラスの変化に留まっています。

GOES衛星のX線データでは、
C3.0とC1.1の小規模フレアが発生していますが、
これは西の端の2083黒点群で起きています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。