宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 02:56 C3.6
4/10 10:22 C4.7
03:30 C1.9
4/ 9 --- ---

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
2026 4 β ---
2027 1 α ---
2031 3 α C1
2032 4 βγ ---
2033 1 α ---
2034 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 377 +3.1
-2 h 411 +3.5
-4 h 402 +5.1
-6 h 396 +4.0
-8 h 377 +2.6
-10 h 378 +0.9
-12 h 380 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
4/11 0.3 6x10^1
4/10 0.4 2x10^1
4/ 9 0.5 7x10^0
4/ 8 0.9 8x10^0
4/ 7 1.0 7x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/ 6 13:25 太陽風の弱い乱れが到来しています。磁気圏は比較的穏やかです。
2014/ 4/ 7 16:32 太陽風磁場強度の強まりは少し残っています。太陽はCクラスのフレアが数回起きています。
2014/ 4/ 8 13:20 太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。
2014/ 4/ 9 12:50 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽のフレア活動は穏やかです。
2014/ 4/10 11:17 太陽風は420km/秒と平均的な状態です。太陽の東端でCクラスフレアが起きています。
最新のニュース

2014/ 4/11 12:48 更新
太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア、ムルマンスクの福島さんより、
4月6日に撮影されたオーロラの写真が届きました。
ムルマンスク州では、空の明るい時間がどんどん長くなっていて、
オーロラの観望できる時間帯は、23〜5時になっているそうです。

1枚目の写真は、
アパチット市から西へ10km程離れたエコストロフスキィ海峡で、
現地午前3時頃に、
同市在住のジガーロフ・ヴァレンチン氏により撮影されたものです。
とても華やかな色のオーロラが空をおおっています。

2枚目はオレネゴルスク市で、
同市在住のバタヴィン・ヴィクトル氏により撮影されました。
乳緑色に強く輝くオーロラが夜空を分けています。

福島さんによると、
ムルマンスクでは4月に入ったのに時々吹雪いていて、
春はまだ遠そうだとのことです。

次第に観測時間の短くなる中で撮影された貴重なオーロラの姿を
ありがとうございます。
オーロラの見事さに目を奪われるのはもちろんですが、
まだ寒そうな、地上の雪景色も印象的です。



太陽風は、400km/秒前後と平均的な速度が続いています。
磁場強度も4〜5nTで安定していて、太陽風は穏やかです。

コロナホールによる太陽風の乱れは来ていませんが、
SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは太陽の西半球側に半分ほど進んだくらいで、
影響の到来はこれからかもしれません。
引き続き、ACE衛星の太陽風データに注目して下さい。


磁気圏の活動は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。
太陽風磁場の南北成分は北寄りに推移しています。


太陽は、東の端から活動的な領域が近づいています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
可視光写真では、黒点がぎりぎりで顔を出しています。

今後はこちら側の活動になるので、
活動が強まれば影響も大きくなるでしょう。



ムルマンスク州アパチット市で4月6日に現れたオーロラ。
(c) 福島留美氏、ジガーノフ・ヴァレンチン氏


ムルマンスク州オレネゴルスク市で4月6日に現れたオーロラ。
(c) 福島留美氏、バタヴィン・ヴィクトル氏


SDO衛星AIA131による、太陽東端の活動の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。