宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/11 09:16 C2.3
01:42 C2.5
2/10 14:03 C3.0
08:13 C5.2
05:15 C3.4
00:36 M1.0
2/ 9 15:18 C2.3
14:11 C2.4
11:52 C2.6
03:24 C8.6

黒点  2/11 (NOAA)
磁場 フレア
1971 4 β ---
1973 12 β C2
1974 25 βγ C3
1975 9 β C2
1976 11 βγ C2
1977 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 487 +0.1
-2 h 545 -1.0
-4 h 557 -1.4
-6 h 526 +0.4
-8 h 519 -3.9
-10 h 468 +0.9
-12 h 450 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
2/11 0.3 4x10^3
2/10 0.4 2x10^3
2/ 9 0.3 4x10^2
2/ 8 0.4 9x10^1
2/ 7 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/ 6 10:03 1月の黒点数は82.0でした。太陽ではフレアが続いていますが、勢いは弱まりつつあります。
2014/ 2/ 7 12:02 1967黒点群の活動は弱まって来ました。太陽風は低速です。
2014/ 2/ 8 12:59 太陽風の擾乱が到来して、オーロラの活動がある程度強まっています。
2014/ 2/ 9 12:52 太陽風はやや高速の風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 2/10 12:28 太陽の東端で中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動度が高まっています。
最新のニュース

2014/ 2/11 12:06 更新
500km/秒の高速風が続いています。太陽は比較的穏やかです。

担当 篠原

昨日から480km/秒の高速状態が続いていた太陽風は、
今朝にかけてもう少し高まり、550km/秒に達しました。
その後少し下げて、現在は500km/秒の高速風です。

27日周期の図で27日前の様子と比較すると、
高速風の規模はだいぶ小さくなってしまいました。


太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。
磁場の南北成分は、0nT付近から、時々南寄りに振れています。

速度が高まっていることもあり、
磁気圏では小中規模のオーロラ活動が発生しています。
AE指数のグラフは、300〜700nTの変化が4回ほど発生しています。


SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に去り、
ほとんど見えなくなっています。
太陽風の高まりも終わりに近づいているでしょう。
この後はゆっくりと速度が下がり、
穏やかな風に戻っていくと思われます。
それとともに、磁気圏の変化も小さくなりそうです。


太陽は、1967黒点群が西に没して、完全に見えなくなりました。
一方、東の端からは1977黒点群が顔を出しています。

フレアの活動は、
C1〜2の小さいフレアが数回発生している程度です。

中央の1974群や東端の黒点群では小さい変化が続いていて、
今後変化が強まるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。