宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:42)
今日、C5.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 12:05 C4.8
10:34 C2.2
07:05 C5.9
01:35 C2.6
12/12 15:48 C3.4
12:05 C4.6
07:48 C2.7
12/11 05:02 C2.3

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
1912 1 α C5
1916 4 β C2
1917 12 β C3
1918 13 βγ ---
1919 2 α ---
1920 2 α ---
1921 2 α C6
1922 9 β ---
1923 9 β ---
1924 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 274 -1.2
-2 h 274 -1.6
-4 h 278 +0.1
-6 h 277 -0.4
-8 h 283 -0.5
-10 h 305 -1.4
-12 h 306 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/13 0.6 2x10^2
12/12 0.4 3x10^2
12/11 0.3 4x10^2
12/10 0.3 2x10^2
12/ 9 0.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 8 09:48 太陽風の磁場が強まりオーロラの活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/12/ 9 11:20 太陽風磁場が強く南を向き、磁気圏の活動が高まりました。
2013/12/10 14:00 11月の黒点数は77.6でした。太陽風は穏やかです。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/12/11 12:29 太陽風は低速になりつつあり、磁気圏も静かです。
2013/12/12 10:07 太陽は黒点は多いですが穏やかです。太陽風は低速風になっています。
最新のニュース

2013/12/13 13:42 更新
太陽でCクラスのフレアが増えています。太陽風はかなり低速です。

担当 篠原

太陽では、Cクラスの小規模フレアの発生頻度が上がっています。

最大はC5.9で、以降、C4.8、C4.6、C3.4などが続き、
Cクラスのフレアは8回ほどに達しています。
発生地点は、南西(右下)の1912黒点群、中央の1917群、
東寄りの1921群などです。

SDO衛星AIA193の動画で、
12日前半(世界時)のフレアの様子を紹介します。
これらのフレアに伴って、CMEも発生しています。
SOHO衛星LASCO C3の動画では、
右下や下に向かってコロナの噴き出しが起きています。

噴出は主に下に向かっている様なので、
地球への影響は到来しても小規模でしょう。

フレアの発生は、この後も続きそうです。


太陽風は、速度が更に下がり、
270km/秒とかなり遅い状態になっています。
磁場強度も2nTに弱まったままです。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。


SDO衛星AIA193では、コロナホールは次第に西側に進んでいます。
27日周期の図を見ると、
前周期ではコロナホールの影響が既に始まっていましたが、
今回はまだ変化は見られません。
コロナホールの位置から、
変化の始まりは明日に遅れるかもしれません。

今後、太陽風磁場の強まりや、
それに続いて速度の高まりが到来して、
磁気圏のオーロラ活動も強まる可能性があります。



SDO衛星AIA193による、フレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、CMEの噴出の様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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