宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 1 --- ---
9/30 --- ---
9/29 14:09 C1.7
09:37 C1.6

黒点 10/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1850 3 β C2
1854 1 α ---
1855 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 273 +1.5
-2 h 270 +4.0
-4 h 258 +3.0
-6 h 255 +1.1
-8 h 251 -0.4
-10 h 252 -1.4
-12 h 242 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 90 4x10^2
10/ 1 182 7x10^2
9/30 131 2x10^2
9/29 0 2x10^1
9/28 0 1x10^1
9/27 0 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 9/26 12:00 太陽風はやや低速になっています。太陽も静穏です。
2013/ 9/27 11:41 太陽風の速度は320km/秒に下がっています。太陽も静穏です。
2013/ 9/28 12:45 太陽風は300km/秒台を割っています。太陽も静かです。
2013/ 9/29 12:57 太陽風は280km/秒とかなり低速です。C1の小さいフレアが発生しました。
2013/ 9/30 11:28 太陽でフィラメント噴出が発生しました。CMEも発生しています。
最新のニュース

2013/10/ 1 14:06 更新
CMEによる太陽風の乱れは、明後日くらいに到来しそうです。太陽風はかなり低速です。

担当 篠原

昨日のCMEについて、
SOHO衛星のLASCO C2、C3による動画を掲載します。
こちらの写真では、一段と華々しくCMEが写っています。

噴出の中心は、地球から見て右寄りですが、
地球の方向にも、ある程度のガスが飛び出しているようです。
NOAA/SWPCのシミュレーションによると、
明後日の朝、3日5時(世界時2日20時)前後に、
太陽風の乱れが到来するかもしれません。
太陽風の速度は、500km/秒に達するくらいと予想されています。

この乱れによって強い磁場が運ばれて来ると、
磁場が大きく南向きに振れて、
激しい磁気嵐を起こす可能性があります。
その場合は、激しいオーロラの活動も見られるでしょう。

明日の夜以降は、太陽風の変化に注目して下さい。


太陽では、昨日、南半球に現れた新しい黒点に、
1855黒点群と番号が付けられています。
その後、発達していて、可視光写真では目立っています。
フレアの活動は特にありませんが、今後の変化に注目して下さい。


また、CMEの影響で、
太陽放射線(非常に高速の陽子の流れ)の数値が高まっています。
昨日の午後に警戒レベルに達し、現在も100くらいに上がったままです。
変化は止まっているので、この後はゆっくりと下がりそうです。


太陽風は、昨夜、240km/秒近くまで下がり、非常に遅くなりました。
今日に入った頃から少し戻して、かなり遅い状態は続いていますが、
現在は270km/秒に戻っています。

一方、磁場強度は、5nTと平均的な強さに戻っています。
南北成分は、0nTからやや北寄りに推移しています。
このため、磁気圏はとても静かで、AE指数は全く変化していません。

CMEによる擾乱が来るまでは、穏やかに推移しそうです。



鹿児島高専では、今日から後期の授業が始まりました。
学生たちが戻ってきて、学校は一気ににぎやかになっています。
久しぶりの授業だったので、午前中は緊張していました。

今期は、午前中の授業担当が多く、
火、水、金は午前中はずっと授業なので、更新は13時頃になりそうです。
特に水曜日は午後まで授業が続くので、
昼休みを逃すと、15時を過ぎる見込みです。




SOHO衛星LASCO C2、C3による、昨日の激しく噴き出したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


NOAA/SWPCによる太陽風のシミュレーション。CMEの乱れは世界時10月2日20時頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。