宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 9 --- ---
8/ 8 --- ---
8/ 7 --- ---

黒点  8/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1808 1 α ---
1809 3 α ---
1810 4 β ---
1813 7 βγ ---
1814 1 α ---
1815 3 β ---
1816 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 364 -0.1
-2 h 362 +0.5
-4 h 365 +0.2
-6 h 372 -1.1
-8 h 386 -0.9
-10 h 384 -1.9
-12 h 396 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
8/ 9 0.3 1x10^4
8/ 8 0.3 1x10^4
8/ 7 0.3 2x10^4
8/ 6 0.3 1x10^4
8/ 5 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/ 4 12:01 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 8/ 5 11:54 高速の太陽風が到来しました。磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動度も高まっています。
2013/ 8/ 6 12:37 太陽風の速度は480km/秒と少し下がっています。イギリス北端のオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 8/ 7 11:37 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。SDO衛星で部分日食が見えました。
2013/ 8/ 8 11:15 太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台と平均的な状態が続いています。
最新のニュース

2013/ 8/ 9 11:43 更新
太陽風は低速風に変わっています。太陽の活動も穏やかです。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
ATEREO Ahead衛星のHI1カメラで、
地球に水星が接近し、離れていく様子を見ることができました。
7月19日から約20日間の動きを動画でご覧下さい。
動画の最初に通り過ぎていく雲の様なものは天の川です。

写真のやや左で静止しているのが地球です。
そこに右下から水星が近づき、
曲がりながら地球をかすめて通り過ぎています。

もちろん、本当に水星が地球に近づいているわけではなく、
衛星から見てふたつが重なって見えただけです。
その様子を2枚目の図で見ることができます。
右上の赤丸が撮影したSTEREO Ahead衛星です。
ここから水星(Mercury)と地球(Earth)は左下に一直線に並んでいます。



現在の宇宙天気ですが、
太陽風の速度は、昨日は400km/秒程度ありましたが、
今日に入った頃から低下を始め、
現在は360km/秒と低速の風になっています。

磁場強度も、昨日は4nTでしたが今朝になって一段下がり、
2nTとだいぶ弱くなっています。
27日周期の図を参考にすると、
太陽風磁場のセクターの切り替わりが来ているのかもしれません。
もうしばらく様子を見る必要があります。


磁気圏は静穏です。
AE指数はほとんど変化がありません。
太陽風が弱まってきて、今後も静かな状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られません。
太陽風、磁気圏の穏やかな状態はしばらく続きそうです。


太陽の活動も静かです。
X線のグラフは、Bクラスの小さな変化が起きている程度です。

黒点も群数は多いのですが、どれも小さい黒点ばかりです。


放射線帯の高エネルギー電子は、現在も高い状態が続いています。
こちらの減衰はゆっくりと進みます。



STEREO Ahead衛星HI1カメラで、地球に水星が接近しました。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星(A)と、地球(Earth)、水星(Mercury)の位置関係。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。