宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/22 09:50 C2.3
07:31 C2.9
5/21 01:21 C6.0
00:00 C9.7
5/20 23:19 C2.7
13:48 M1.7
09:33 C4.0
06:15 C4.7
05:58 C3.2
02:36 C9.9
02:06 C4.2
00:08 C6.3

黒点  5/22 (NOAA)
磁場 フレア
1745 5 β C1
1746 1 α ---
1748 16 βγ M1
1753 10 β C2
1754 4 β ---
1755 3 β M2
1756 10 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 468 +1.6
-2 h 464 +1.2
-4 h 460 -3.3
-6 h 442 +0.3
-8 h 444 -1.4
-10 h 439 -1.9
-12 h 425 +2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
5/22 0.8 3x10^2
5/21 2.6 1x10^2
5/20 4.8 1x10^2
5/19 9.4 6x10^1
5/18 41.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 5/17 12:01 1748黒点群でM1.3の中規模フレアが発生しました。今夜くらいに太陽風の乱れが到来するかもしれません。
2013/ 5/18 13:12 1748黒点群でM3.2の中規模フレアが発生しました。今朝、小規模の太陽風の乱れが到来しました。
2013/ 5/19 13:07 1748群は縮小の傾向が続いています。今夜以降に太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2013/ 5/20 11:18 太陽の東西でCクラスのフレアが続いています。弱い太陽風の乱れが到来しました。
2013/ 5/21 12:28 太陽の東端でM1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2013/ 5/22 12:16 更新
太陽風の速度がやや高速になっています。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度がゆっくりと上がっています。
昨日は360km/秒と低速の風になっていましたが、
今日に入ったころからゆっくりと速度が上がり、
現在は470km/秒とやや高速の風になっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の4月25日に見られたような速度の変化です。

一方、太陽風の磁場強度は、5nTと平均的なレベルで安定しています。
前周期は、速度に先立って磁場が大きく強まっていたのですが、
今回はその様な変化は起きていません。
また、セクターの切り替わりもまだです。


磁気圏では、AE指数500nT前後の活動が発生しています。
太陽風磁場の南向きに対応している変化です。
このうち、世界時22日1時前後に発生したオーロラの活動を、
昭和基地の全天カメラで紹介します。

薄曇りに加えて月明かりも残っているようで、
空の条件はあまりよくありませんが
空全体を覆うように輝きが躍動しています。
このところ太陽の動画ばかりだったので、久しぶりの気分です。


太陽風の速度は、前周期は550km/秒くらいまで高まりました。
今回はどこまで上がって行くのか、今後の変化に注目してください。


太陽は、南東の1756黒点群でC2のフレアが2回発生しています。
北東の1755黒点群でも小さな活動が続いています。
今後もMクラスに達するようなフレアの活動が発生するかもしれません。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、世界時22日1時前後のオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。