宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:39)
今日、X2.8の大規模フレアが発生しました。
また、X1.7の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/14 06:55 C8.3
06:26 C3.0
00:36 X2.8
5/13 23:30 C5.3
21:45 C4.0
20:56 M1.3
18:22 C2.8
17:26 C4.5
17:03 C2.0
16:00 C2.4
10:52 X1.7
09:31 C9.3
07:36 M1.2
05:16 M1.9
5/12 04:32 C8.0
03:53 C2.8

黒点  5/13 (NOAA)
磁場 フレア
1738 4 β ---
1739 1 α C3
1740 1 α ---
1741 9 β ---
1742 5 β ---
1743 10 β C2
1744 13 β C1
1745 15 βγ C8
1746 11 βγ C8
1747 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:26 366 -0.0
-2 h 361 +2.5
-4 h 365 +2.6
-6 h 362 -1.2
-8 h 348 -4.5
-10 h 350 -5.1
-12 h 365 -3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -13 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^2
5/14 0.3 1x10^3
5/13 0.3 1x10^3
5/12 0.4 1x10^3
5/11 0.3 1x10^3
5/10 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 5/ 8 11:27 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は500km/秒の高速風が続いています。
2013/ 5/ 9 11:42 500km/秒の高速風が続いています。太陽の活動は弱まっています。
2013/ 5/10 12:49 太陽の東端でM3.9の中規模フレアが発生しました。
2013/ 5/11 09:26 太陽の東端から1745黒点群が現われ、昨日のM3.9に続いてM1.3のフレアを起こしています。
2013/ 5/12 09:50 太陽の南東でC8.0の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2013/ 5/13 11:25 更新
太陽の東端でX1.7のフレアが発生しました。活動的な領域の出現が近づいているようです。
2013/ 5/14 08:39 追加 
太陽でX2.8の大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

今朝より、太陽の東端でMクラスのフレアが2回発生しています。
13日5時(世界時12日20時)にM1.9、13日7時半(世界時12日22時半)にM1.2です。
直後の13日9時半(世界時13日0時半)にも、
C9.3のCクラスフレアが発生しています。
太陽の向こう側で発生した現象です。
この後、どの様な黒点が現われるのか注目してください。

また、太陽の東側の1743、1744、1745、1746などの黒点群でも、
C1〜2の小規模フレアが10回以上発生しています。

現在、太陽の東側には6つの黒点群が見えています。
この3日間の黒点の様子を動画にまとめました。
黒点が次々と太陽の端から現われたり、発生したりしている様子をご覧ください。


一方、太陽風は350km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度も4nTで安定していて、穏やかに推移しています。

磁気圏も概ね静穏で、
オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、
前半に小規模の変化が見られる程度です。


と、記事を書いているところで、
X1.7に達する大規模フレアが発生しました。
GOES衛星の1分値のX線グラフを掲載します。
今回も太陽の東端の発生です。
SDO衛星AIA131の最新写真を掲載します。
X線が最大強度に達する直前の写真ですが、輝きが始まっています。

Xクラスのフレアの発生は、
昨年、2012年10月23日のX1.8以来、7ヶ月ぶりの発生です。
このフレアの詳しい情報は、明日のニュースなどでお知らせします。

2013/ 5/14 08:39 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります
深夜、14日1時(世界時13日16時)に、X2.8の大規模フレアが発生しました。
昨日お知らせしたX1.7のフレアと同じ場所で、
可視光写真では、黒点が顔を出しています。
この領域には1748黒点群と番号が付けられています。

これから授業なので、詳細はお昼頃にお知らせします。




SDO衛星AIA131による、太陽の東端で発生したM1.9、M1.2、C9.3のフレア。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


5月10日以降の太陽の東側で次々に現れる黒点群の様子。SDO衛星による。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星のX線強度の1分値データ。X1を超える大規模フレアが発生しました。
(c) NOAA/SWPC


太陽の東端でX1.7の大規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

2013/ 5/14 08:39 追加

SDO衛星AIA131による、太陽の東端で発生したX2.8のフレア。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。