宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 08:09 C2.5
03:08 C2.9
00:04 C2.5
4/23 23:04 C8.2
22:26 C2.1
07:31 C2.9
4/22 19:18 M1.0
04:30 C2.7
03:18 C4.5
00:55 C2.9

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
1723 4 β C3
1726 34 βγδ M1
1727 3 β ---
1728 2 β ---
1729 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 340 -8.5
-2 h 344 -8.1
-4 h 335 -10.5
-6 h 332 -2.8
-8 h 298 +0.3
-10 h 293 +9.7
-12 h 288 +5.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 25 -/ -
-8 h 26 -/ -
-10 h 26 -/ -
-12 h 25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
4/24 0.5 1x10^2
4/23 1.1 6x10^1
4/22 3.3 1x10^2
4/21 3.0 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/19 09:23 C6.5のフレアが発生し、太陽の西に向かってCMEが噴出しています。太陽風は低速です。
2013/ 4/20 13:58 黒点群が2つ出現しています。太陽風は低速で安定しています。
2013/ 4/21 14:02 1726黒点群の発達が目立っています。太陽風は遅い風が続いています。
2013/ 4/22 11:40 1726黒点群がCクラスフレアを頻繁に起こしています。太陽風はとても低速です。
2013/ 4/23 12:32 1726黒点群でM1.0のフレアが発生しました。太陽風はとても遅い風が続いています。
最新のニュース

2013/ 4/24 11:51 更新
太陽風の磁場強度が高まり、南向きに大きく振れています。1726黒点群でC8.2のフレアが発生しました。

担当 篠原

昨日のニュースの直後から、太陽風の磁場が強まり始め、
10nT前後で推移するようになりました。
一方、速度の変化は小さく、300km/秒と低速のままで安定し、
今朝になって350km/秒にやや上がった程度です。
依然、低速風が続いています。

地球の磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、
磁場が強まるとともに大きく振れるようになりました。
初めは北向きに強まっていたのですが、
今朝くらいから南向きに切り替わり、
現在、-10nTと大きく南に振れた状態が5時間ほど続いています。

このため、磁気圏の活動度も高まっているようで、
AE指数は700nT程度の変化が発生し、
Dst指数も下がる気配を見せています。

今のところ太陽風の速度が遅いので、
磁気圏の活動は激しいという規模ではありませんが、
大きく広がったコロナホールの影響がどの程度及ぶかという要素と合わせて、
今後の太陽風の変化に注目してください。


1726黒点群で、昨夜、23日23時(世界時23日14時)に、
C8.2と大きめの小規模フレアが発生しました。
昨日のM1.0を再現したかの様なフレアで、
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

1726黒点群では、その後もC1〜2のフレアが7回程度発生しています。
活動的な状態は続いていますが、次第に西の端に近付いてきました。
SDO衛星による1726黒点群の拡大写真を掲載しますが、
太陽の端が写真に入るようになっています。




SDO衛星の可視光写真による、巨大な1726黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星AIA131による、1726黒点群で発生したC8.2フレアなど。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。