宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:42)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/30 --- ---
3/29 --- ---
3/28 --- ---

黒点  3/30 (NOAA)
磁場 フレア
1704 3 β ---
1707 7 β ---
1708 4 β ---
1709 4 β ---
1710 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 550 -0.4
-2 h 512 +0.2
-4 h 516 -1.5
-6 h 491 +2.7
-8 h 495 +0.5
-10 h 481 -5.7
-12 h 455 -3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -36 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
3/30 0.4 7x10^2
3/29 0.3 4x10^3
3/28 0.3 1x10^3
3/27 0.4 3x10^3
3/26 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/25 12:02 太陽風はやや低速です。コロナホールが太陽の中心に近づいています。
2013/ 3/26 11:36 太陽風の速度は400km/秒。磁気圏は静穏です。太陽も静かです。
2013/ 3/27 11:37 太陽風はやや低速です。SOHO衛星LASCO C3に天王星、火星、金星が見えています。
2013/ 3/28 10:49 500km/秒の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動が高まっています。
2013/ 3/29 10:24 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も静穏です。
最新のニュース

2013/ 3/30 10:42 更新
太陽風は550km/秒の高速風に戻っています。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度は再び上昇を始めて、
550km/秒と高速の風になっています。
コロナホールの影響が到来した様です。

変化がゆっくりなのでACEの図では分かりにくいですが、
27日周期の図を見ると、
3月29日に入ったところで磁場強度が10nT程度に先に高まり、
それを追いかけて速度もゆっくりと上昇しています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
磁場強度が高まったので、
南向き成分も-5〜-10nTと大きく振れる様になり、
磁気圏の活動を強めました。

AE指数は500nTを超える変動が続き、
1000nT、1500nTに達する激しい変化も記録されています。


現在の太陽風磁場強度は、7nTくらいに少し下がっていますが、
まだ、平均よりも強まった状態です。
太陽風の速度も上昇を続ける可能性があるので、注目してください。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球側のコロナホールは、現在も西半球側に見えています。
ここからの影響は、もう2〜3日程度続く可能性があります。


太陽は、南東に1710黒点群が出現しています。
X線のグラフでは目立った変化は発生していませんが、
X線カメラの動画を見ると、
それぞれの黒点群で小さな活動が発生していて、案外にぎやかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。