宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/15 --- ---
3/14 14:45 C2.1
01:15 C1.4
3/13 07:36 C3.6

黒点  3/15 (NOAA)
磁場 フレア
1689 4 β C1
1690 2 β ---
1691 8 β C2
1692 2 α C4
1694 1 α ---
1695 1 α ---
1696 15 βγ C1
1697 4 β ---
1698 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 363 +2.3
-2 h 370 +4.4
-4 h 374 +6.3
-6 h 381 +2.9
-8 h 362 +5.2
-10 h 334 +0.2
-12 h 314 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 22 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 20 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
3/15 0.3 3x10^2
3/14 0.3 3x10^2
3/13 0.4 2x10^2
3/12 0.5 2x10^2
3/11 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/10 10:31 低速の穏やかな太陽風が続いています。フレアもありません。
2013/ 3/11 15:19 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も静穏です。
2013/ 3/12 12:19 太陽風は低速で、太陽も穏やかです。昭和基地の全天カメラのオーロラをどうぞ。
2013/ 3/13 11:06 STEREO衛星でパンスターズ彗星が見えています。太陽でCクラスのフレアが続いています。
2013/ 3/14 11:12 太陽風は300km/秒とかなり低速です。パンスターズ彗星は地球よりも上へ進んでいます。
最新のニュース

2013/ 3/15 12:48 更新
太陽風の速度が少し上がりました。アラスカのオーロラ写真と、パンスターズ彗星の写真をどうぞ。

担当 篠原

アラスカの今野さんより、撮りたてのオーロラの写真をいただきました。
オーロラの光の帯が、空をまたぐように躍動する姿をご覧ください。
特に3枚目は見事ですね。

大きいサイズで送って頂いたので、そのままの大きさで掲載しています。
ページから飛び出た感じになってしまいますが、
大画面の迫力をお楽しみ下さい。

素晴らしい写真をどうもありがとうございます。


また、昨日は午後から晴れてきたので、霧島山に出かけて、
パンスターズ彗星の観望に挑戦しました。
ただし、夕暮れになって雲が西の空にかかるようになり、
日没後に雲は薄くなったものの、少し残った状態での観望でした。
空の条件がやや悪かったこともあり、
暗くなった頃に、双眼鏡で見つけることができました。

その時に撮影した写真を2枚掲載します。
たいした写真ではありませんが、雰囲気だけでもご覧ください。
パンスターズ彗星は日を追う毎に暗くなって行きます。
この週末にかけて、晴天であれば双眼鏡を用意して
挑戦してはいかがでしょうか(国立天文台の観望ガイド)。



現在の宇宙天気ですが、太陽風は、
昨夜から磁場強度が10nTに上がり、
その後、速度も上昇して370km/秒とやや低速くらいに高まっています。
CMEの到来はまだなので、コロナホールによる変化でしょうか。

磁場の南北成分は、0nT付近から北寄りに推移しています。
このため、磁気圏は比較的穏やかな状態が続いている様です。
AE指数はデータエラーのため、グラフがおかしくなっています。

太陽風の磁場強度は、現在も強まったままです。
今後もう一段速度の上昇があるのか、この状態で落ち着くのか、
しばらく注目してください。


太陽は、北半球を東西に黒点が並んでいて、なかなかにぎやかです。
フレアは、1691黒点群でC2.1の小規模フレアが発生した程度です。




アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


夕暮れの低空に現われたパンスターズ彗星。霧島より。
(c) 宇宙天気ニュース


夕暮れの低空に現われたパンスターズ彗星。霧島より。
(c) 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。