宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:10)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 11:16 C2.2
04:47 C2.9
2/ 2 14:03 C1.2
2/ 1 --- ---

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1662 1 α ---
1663 2 β ---
1665 6 β C1
1667 5 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 428 +0.5
-2 h 438 -0.2
-4 h 451 -0.5
-6 h 466 +0.6
-8 h 466 -0.8
-10 h 470 -1.7
-12 h 472 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -19 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
2/ 3 0.3 3x10^2
2/ 2 0.4 1x10^2
2/ 1 0.4 5x10^2
1/31 0.4 3x10^2
1/30 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/29 12:47 太陽風は400km/秒と平均的な速度が続いています。
2013/ 1/30 12:49 太陽風は350km/秒の低速風に変わり、磁気圏も穏やかです。
2013/ 1/31 11:11 太陽風の速度は300km/秒に下がりました。太陽も静かです。
2013/ 2/ 1 13:03 太陽でフィラメント噴出が発生して、CMEが発生しています。
2013/ 2/ 2 12:43 太陽風の磁場と速度が高まっています。オーロラも活動的になるかもしれません。
最新のニュース

2013/ 2/ 3 14:10 更新
太陽風の強まりによりオーロラの活動も高まりました。C2のフレアが2回発生しています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度はゆっくり下がり、
夕方、2日18時(世界時2日9時)くらいには5nTと平均的な強度に戻りました。
以降、その状態で半日ほど安定しましたが、
先ほどから3nTへ弱まる傾向を見せています。

一方、太陽風の速度は、
昨夜のうちに500km/秒近くまで上がりましたが、
こちらも現在は430km/秒へ下がり、平均的な状態に戻りつつあります。

太陽風の高まりとしては一段落となりそうです。

この間、太陽風磁場の南北成分は頻繁に南向きに振れる変化をしました。
その影響でオーロラの活動度も高まり、
AE指数のグラフを見ると、
500〜700nTの中規模の変化が数時間おきに何度も発生しています。

そのひとつ、世界時2日19時頃に発生したオーロラの活動の様子を、
ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。
オーロラが急激に全天に広がるオーロラ爆発の様子が
きれいに撮影されています。

現在の太陽風は、磁場の南北成分は0nT付近に留まり、
速度、磁場強度ともに弱まってしまったので、
オーロラの活動も静かになるでしょう。


太陽は、東端から現れた1667黒点群で、C2.9、C2.2と
2つの小規模フレアが発生しました。

1667群は、今のところ黒点としてはそれほど大きくないので、
この後もCクラス程度の活動が続きそうです。




ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。