宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:49)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/28 08:16 C7.1
07:55 C3.4
06:12 M1.0
05:20 C1.6
03:12 C3.2
00:53 M1.6
11/27 22:19 C1.9
20:11 C1.6
10:56 C5.9
06:11 C2.1
00:22 C2.3
11/26 23:55 C1.7
21:00 C1.9
20:33 C1.8
05:08 C1.7

黒点 11/28 (NOAA)
磁場 フレア
1618 10 βγδ M2
1620 22 βγδ M1
1621 2 β ---
1623 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 418 -1.6
-2 h 412 -1.2
-4 h 400 +0.1
-6 h 424 -1.8
-8 h 418 -0.1
-10 h 447 -0.3
-12 h 433 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -19 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
11/28 0.3 8x10^1
11/27 0.3 9x10^1
11/26 0.3 7x10^1
11/25 0.3 1x10^2
11/24 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/23 11:15 太陽の活動は静かになりました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2012/11/24 10:47 大規模なフィラメント噴出が発生しています。CMEによる太陽風の乱れが到来しました。
2012/11/25 12:02 太陽風の乱れは続いています。この後、次の乱れが到来するかもしれません。
2012/11/26 13:16 1620黒点群が大きくなっています。今夜以降に24日のCMEの影響が到来しそうです。
2012/11/27 13:26 1620黒点群でCクラスの小さなフレアが続いています。太陽風にCMEによる乱れが来ました。
最新のニュース

2012/11/28 11:49 更新
Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽で、1620黒点群が発達しています。
NOAAの報告によると、磁場構造の複雑さが増している様です。
現在、黒点群の活動度は少し高まっています。

1620群の2日間の発達の様子を、可視光写真の動画で紹介します。
黒点ができたり消えたりしながら、右に左にと複雑に動いています。

昨夜から、Mクラスフレアが2回発生しました。
ひとつめは深夜、28日1時(世界時27日16時)に、西の端の1618黒点群でM1.6。
ふたつめは、早朝、28日6時(世界時27日21時)に1620黒点群でM1.0です。
1620群は続いてC7.1と大きめの小規模フレアも起こしています。

これらのフレアの様子をSDO衛星AIA131カメラの動画でご覧ください。
太陽の西側でチカチカと3回光っているのがこれらのフレアです。

1618黒点群は、西に没してしまったので今後は影響ありませんが、
1620群の活動に注目してください。
また、東の端から1623黒点群が顔を出しています。
ここもやや活動的な様子です。


太陽風は、速度が460km/秒から420km/秒に少し下がり、
平均的な速度に戻っています。
磁場強度は4nTで安定しています。

磁場の南北成分は、0nT付近を上下するように振れています。
このため、磁気圏では小規模の変動が時々発生しています。

SDO衛星AIA193によると、太陽中心部のコロナホールは、
太陽の中心線を過ぎて西側に少し迫り出しています。
明後日くらいに、太陽風の乱れとして地球へ影響が及びそうです。



SDO衛星可視光写真による、1620黒点群の2日間の変化。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


西の1618黒点群、1620黒点群が活動的です。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。