宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:53)
昨日、C4.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 --- ---
10/24 18:03 C3.0
14:26 C4.2
10:09 C2.4
03:26 C1.9
10/23 23:56 C2.8
22:11 C2.1
16:41 C2.8
12:05 X1.6
03:37 M5.0
00:51 C6.3

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
1591 1 α ---
1593 1 α C6
1596 13 β ---
1598 12 βδ X2
1599 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 341 -1.4
-2 h 340 -1.8
-4 h 339 +0.6
-6 h 339 +0.4
-8 h 341 -2.1
-10 h 343 -2.1
-12 h 344 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -8 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
10/25 0.2 3x10^3
10/24 0.3 3x10^3
10/23 0.3 1x10^4
10/22 0.3 1x10^4
10/21 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/10/20 13:25 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかです。
2012/10/21 11:25 太陽の東端でM9.0の中規模フレアが発生しました。
2012/10/22 12:23 1598黒点群ではフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/10/23 09:12 未明にM5.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/10/24 12:29 昨日、X1.8の大規模フレアが発生しました。1598黒点群は今後も注意が必要でしょう。
最新のニュース

2012/10/25 10:53 更新
1598黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

1598黒点群は、C4.2、C2.9など、
Cクラスのフレアを起こし続けています。
黒点としても大きな姿を保っていて、引き続き活動に注目してください。

一方、中央付近の1596黒点群は、
左側の小さな黒点の群れが次第に見えなくなっています。
黒点群としては縮小している様です。


太陽風は、速度は340km/秒と更に下がり、
磁場強度も3〜4nTと弱めの状態です。
穏やかな風が続いています。

磁場の南北成分は、
-2nTと小幅ですが南寄りの状態が長時間続いています。
このため、AE指数は200〜300nTと小さい変化が続いています。
極域では、ある程度のオーロラを眺めることができているのではないでしょうか。


SDO衛星AIA193の太陽の中心の少し北側に、
小さな丸いコロナホールが見えています。
緯度がやや高めであることと、大きさが小さいため、
地球へ影響が及ぶのかどうか微妙な感じです。
明後日、27日以降の太陽風に弱い変化が見られるか、
このまま低速の風が続くかだろうと思います。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。