宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:17)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/17 01:11 C3.3
10/16 15:46 C1.8
00:10 C3.0
10/15 13:15 C4.0
12:24 C2.2
06:55 C3.0

黒点 10/17 (NOAA)
磁場 フレア
1586 1 α ---
1589 13 β C3
1590 7 β ---
1591 6 β C3
1592 1 α ---
1593 3 α C4
1594 6 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 477 -3.2
-2 h 427 -2.2
-4 h 351 -1.8
-6 h 341 +1.6
-8 h 344 +0.6
-10 h 348 +0.5
-12 h 364 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
10/17 0.3 2x10^4
10/16 0.4 2x10^4
10/15 0.3 1x10^4
10/14 0.3 1x10^4
10/13 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/10/12 12:03 ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。太陽風は500km/秒の高速風が続いています。
2012/10/13 14:05 太陽風の磁場が南向きに大きく振れています。磁気圏の活動が強まりつつあります。
2012/10/14 10:52 太陽風磁場が南向きに強まり、活発な磁気圏活動が発生しました。
2012/10/15 12:32 高速太陽風が続いています。磁気圏でも活発にオーロラが発生しています。
2012/10/16 09:10 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽の東側から上がってきた黒点で、C4フレアが発生しています。
最新のニュース

2012/10/17 12:17 更新
太陽風の速度が再び高速になりました。太陽は穏やかです。

担当 篠原

今朝、17日9時(世界時17日0時)頃から、
太陽風の速度が上がり始め、
400km/秒から500km/秒と高速風に変わっています。
27日周期の図で、前周期の太陽風速度に見られた(9月20日)
速度の高まりが回帰してきた様です。

磁場強度も、3nTから6nTへわずかですが強まっています。
この後、速度はもう少し高まりを見せるかもしれません。


磁場の南北成分は、速度の高まり以降南寄りに振れています。
このため、磁気圏の活動がある程度高まるかもしれません。

ここまでのAE指数は、200〜300nTの小さな変化が発生しています。


太陽は、1589黒点群でC3.3、1591黒点群でC1.8と
小規模のフレアが発生した程度で、
全体としては穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今日は両方のGOES衛星で10,000に達しています。
現在の太陽風の乱れの影響で、
この後、大きく減少する可能性もあります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。