宇宙天気 2012/10/ 3

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (12:24)

昨日、C3.6の小規模フレアが発生しています。

太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
10/ 3	---	---
10/ 2	21:37	C1.6
	02:08	C3.6
	01:23	C3.4
	00:16	C2.3
10/ 1	21:56	C4.8
	15:05	C2.1
	13:56	C1.8
	10:26	C4.8
	08:35	C9.9
	08:16	C2.2
	06:59	C2.8
	06:15	C7.1
	05:03	C2.4
	00:01	C2.5

黒点 10/ 3 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
1577	3	β	---
1579	3	β	---
1582	7	β	C1
1584	1	α	---
1585	4	β	---

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
12:17	322	+4.3
-2 h	418	-2.8
-4 h	390	-4.3
-6 h	357	+4.3
-8 h	334	+4.9
-10 h	335	+2.5
-12 h	343	-2.3

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
12:30	-20	-/ -
-2 h	-24	-/ -
-4 h	-8	-/ -
-6 h	-10	-/ -
-8 h	-12	-/ -
-10 h	-14	-/ -
-12 h	-10	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.1 →	2x10^1
10/ 3	0.5	3x10^1
10/ 2	0.6	2x10^1
10/ 1	1.2	1x10^2
9/30	2.6	2x10^2
9/29	6.0	3x10^2

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2012/ 9/28 12:18　C4、C3のフレアが発生しました。太陽風は穏やかです。; 2012/ 9/29 11:36　地球方向にCMEが飛び出しています。明後日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。; 2012/ 9/30 09:52　太陽風はかなり低速になっています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。; 2012/10/ 1 09:38　CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場が大きく南向きに振れていて、磁気圏は大きく乱れそうです。; 2012/10/ 2 09:22　太陽風磁場の強い南向きによって、やや大きい磁気嵐が発生しました。現在の磁気圏は穏やかです。; 最新のニュース

2012/10/ 3 12:24　更新
太陽風は300km/秒台前半と低速です。太陽も静かです。

担当　篠原

太陽風の速度は、350km/秒から320km/秒と、
300km/秒台前半の遅い状態が続いています。
磁場強度は、6nTと平均的な強度です。

磁場の南北成分は、北向きになっている時間帯が多いですが、
3回ほど、デジタル的に南を向く変化が発生して、
面白い図になっています。

AE指数は、今日もデータエラーが続いていて、
活動の様子はほとんど読み取れません。

磁場が南に振れた時に、
小中規模のオーロラ活動が発生している可能性があります。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールなどは見られず、
この後も、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。

太陽は、活動的だった領域が西の端に没して、
X線の変化は少なくなっています。

また、東の端から1585黒点群が現れました。