宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:30)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子も強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/19 09:01 C2.4
07:01 C4.5
7/18 14:46 C3.0
11:54 C3.9
7/17 06:34 C3.8
04:17 C6.3

黒点  7/18 (NOAA)
磁場 フレア
1520 8 βγ M2
1521 4 β C4
1522 3 β ---
1523 4 β ---
1524 5 β ---
1525 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 427 +2.5
-2 h 431 +0.7
-4 h 439 -0.1
-6 h 456 -0.0
-8 h 460 +1.2
-10 h 458 +2.2
-12 h 480 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -35 -/ -
-2 h -39 -/ -
-4 h -40 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -42 -/ -
-10 h -46 -/ -
-12 h -47 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 22 1x10^4
7/19 25 1x10^4
7/18 136 1x10^4
7/17 0 2x10^4
7/16 1 2x10^3
7/15 44 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 7/14 12:39 太陽の活動は落ち着いています。今夜以降、CMEによる太陽風の乱れが到来すると思われます。
2012/ 7/15 12:39 CMEによる太陽風の乱れが到来し、速度は600km/秒に上昇しています。磁気圏の活動も強まりました。
2012/ 7/16 11:36 太陽風磁場が長時間南向きに強まっています。磁気圏では磁気嵐など乱れが発生しています。
2012/ 7/17 11:30 太陽風磁場の強い南向きは、一旦終わりましたが再び強まっています。
2012/ 7/18 11:00 太陽風の変化は終わり、磁気圏も穏やかです。ニュージーランドの素晴らしいオーロラをご覧ください。
最新のニュース

2012/ 7/19 09:30 更新
1520黒点群が沈んで行きます。太陽風、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラの写真を紹介します。

担当 篠原

昨日に続いて、ニュージーランドのオーロラを紹介します。
昨日の写真の翌日、16日の夜に撮影されたオーロラです。
今回の太陽風磁場の強い南向きは、30時間にわたって続きました。
このため、お昼をはさんだ次の夜も激しいオーロラの発生となった様です。

前夜の写真とはオーロラの見え方に違いがあるのが興味深いです。
また、ふもとの光は、クィーンズタウンの街明かりだそうです。

米戸さんによると、2晩連続で発生したので睡眠不足で大変だった様です。
素晴らしい写真をありがとうございました。


太陽では、とうとう1520黒点群が西に沈んで行きます。
SDO衛星の拡大写真では、ぎりぎりに沈んで行く姿が見えました。
最後になるのか、今朝、19日7時(世界時18日22時)に、C4.5の小規模フレアを起こしています。
この後は太陽の裏側での活動です。

残る黒点はどれも小さく、太陽は静かな状態が続きそうです。


太陽風は、速度が470km/秒から430km/秒へ少し下がり、
平均的な状態になっています。
磁場強度も5nTから4nTと平均的な強さで安定しています。

磁気圏も穏やかで、AE指数は小さな変化が時々見えている程度です。

この後も太陽風は平均的な状態が続きそうです。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球側に小さなコロナホールが見えている程度です。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸実さんにより撮影された7月16日のオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸実さんにより撮影された7月16日のオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星の可視光写真による、太陽の西に沈む1520黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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