宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:28)
今日、C5.1の小規模フレアが発生しました。
また、M2.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/12 06:40 C5.1
7/11 17:23 C9.9
14:07 C3.4
08:56 C3.0
05:06 C3.2
00:27 C5.6
7/10 22:38 C8.2
21:37 C4.6
21:07 C5.5
18:00 C4.1
17:15 C4.4
15:05 M2.1
13:58 M1.7
13:31 C7.0
12:37 C3.9
10:24 C3.8
09:05 C4.7
08:31 C5.0
08:03 M1.1
04:46 C5.0

黒点  7/11 (NOAA)
磁場 フレア
1518 4 β ---
1519 1 α C5
1520 60 βγδ M2
1521 17 β M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 496 -2.5
-2 h 508 -4.5
-4 h 497 -4.0
-6 h 497 -0.1
-8 h 495 -1.8
-10 h 504 -2.5
-12 h 503 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -49 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -47 -/ -
-10 h -53 -/ -
-12 h -44 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
7/12 0.6 8x10^3
7/11 1.3 6x10^3
7/10 7.7 8x10^3
7/ 9 19.2 2x10^3
7/ 8 13.9 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 7/ 7 12:14 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽では活発にフレアの発生が続いています。
2012/ 7/ 8 12:12 太陽のフレアの発生数は減少しています。東端から大きな黒点群が姿を現しています。
2012/ 7/ 9 09:31 1515黒点群は、M6.9の中規模フレアなど活発に活動していますが、間もなく西に没します。
2012/ 7/10 13:59 1520黒点群は大きな姿を保っています。太陽風磁場が大きく南に振れ続けて、磁気圏の活動が強まりました。
2012/ 7/11 11:22 1520群はMクラスのフレアを起こしています。太陽風磁場の強い南向きは終わり、磁気圏は落ち着いています。
最新のニュース

2012/ 7/12 09:28 更新
太陽のフレア活動は弱まっている様です。太陽風は高速風が続いています。

担当 篠原

活発に続いていた太陽のフレアも、そろそろ一段落なのかもしれません。
昨日のニュース以降に発生したフレアは、
1521黒点群で発生した、11日17時半(世界時11日8時半)のC9.9を最高として、
その他に、C3.4、C1.7、C1.9、C5.6と、小振りのCクラスフレアが4回発生した程度です。

可視光写真を見ると、1520黒点群は今も大きな姿を保っていますが、
このまま落ち着いてしまうのでしょうか。
もうしばらく注目してください。

また、太陽中心部の北東寄り(左上)で、フィラメントの噴出が発生しています。
ADO衛星AIA304を見ると、黒っぽく見えるガスの帯が、
弾けるように勢い良く噴き上がっています。

SOHO衛星LASCO C3でその後を追いかけると、CME(太陽ガスの放出現象)の白いガスが、
左上に向かって噴き出しています。
太陽の中心付近で発生していますが、地球方向にはあまり噴き出していないようです。


太陽風は、速度は500km/秒と高速の状態で安定しています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な強さです。

磁場の南北成分は、ACEの図の最初と最後で南向きになっています。
このため、AE指数を見ると、
グラフの最初と最後に500〜1000nTの中規模の変動が発生しています。


太陽の活発な活動の影響で、この数日太陽風も様々な変化をしていましたが、
こちらもそろそろ落ち着いてくるでしょう。




SDO衛星の可視光写真による、1520黒点群と1521黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の中央部で発生したフィラメントの噴出。
(c) SDO (NASA)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽から北東寄りに噴き出して行くCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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