宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:27)
今日、C3.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/16 09:13 C1.8
07:11 C3.1
5/15 18:37 C1.8
08:50 C1.6
04:21 C1.8
01:08 C3.2
5/14 18:36 C2.6
16:14 C4.1

黒点  5/16 (NOAA)
磁場 フレア
1476 12 β C4
1477 1 α ---
1478 1 α ---
1479 1 α ---
1481 1 α ---
1482 4 β ---
1483 7 α C2
1484 6 β C2
1485 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 364 -0.4
-2 h 367 -3.3
-4 h 379 +2.3
-6 h 369 +1.6
-8 h 379 +1.9
-10 h 384 +2.0
-12 h 395 +4.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
5/16 0.5 9x10^3
5/15 0.4 1x10^4
5/14 0.4 3x10^4
5/13 0.4 3x10^4
5/12 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/11 13:08 1476黒点群の活発な活動が続いています。太陽風も高速状態が続いています。
2012/ 5/12 09:05 1476黒点群のフレア活動は続いています。太陽風の速度は少し下がりましたが、高速風は続いています。
2012/ 5/13 13:32 速度はやや下がりましたが、高速太陽風が続いています。フレアの活動は弱まっています。
2012/ 5/14 11:52 1476黒点群は規模が小さくなっています。太陽風はやや高速の風が続き、磁気圏の活動も続いています。
2012/ 5/15 11:14 太陽ではCクラスのフレアが度々発生しています。太陽風の速度は下がりつつあります。
最新のニュース

2012/ 5/16 10:27 更新
太陽風は低速になりました。磁気圏も穏やかです。C1程度のフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜のうちに400km/秒台を割り、
360km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な強さです。

磁場の南北成分は比較的北寄りで、
速度が下がったこともあり、磁気圏の活動は静かになっています。
AE指数のグラフは、中盤以降はほとんど変化がありません。

太陽風は、これからしばらく低速の穏やかな状態が続きそうです。
SDO衛星のAIA193の写真では、コロナホールは特に見られません。


太陽は、C1程度の小さなCクラスフレアが数回発生しています。
1476黒点群は西にだいぶ傾きましたが、
東から新しい黒点群がいくつも現れていて、
小さい規模ですがフレアの活動をあちこちで起こしています。

1482群や1484群は、多少発達しているようで、
今後の活動に注目してください。


また、そろそろ金環日食の時の黒点の見え方が気になってきます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。