宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:48)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/12 --- ---
4/11 --- ---
4/10 --- ---

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
1452 2 α ---
1454 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:37 320 +4.0
-2 h 316 -0.0
-4 h 337 +3.7
-6 h 330 +5.2
-8 h 329 +6.2
-10 h 345 +4.0
-12 h 357 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 1 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
4/12 0.3 4x10^2
4/11 0.4 4x10^2
4/10 0.4 6x10^2
4/ 9 0.4 4x10^2
4/ 8 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/ 7 14:11 太陽は穏やかです。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響が見られています。
2012/ 4/ 8 12:44 太陽でC2の小規模フレアが起きました。太陽風は低速の状態が続いています。
2012/ 4/ 9 10:45 太陽は無黒点になりそうです。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/10 11:37 昨夜、C3.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/11 11:44 速度の遅い太陽風が続いています。明日以降、高速の太陽風がやって来る可能性があります。
最新のニュース

2012/ 4/12 08:48 更新
太陽風は低速で、磁気圏も静かです。コロナホールによる高速太陽風が始まる可能性があります。

担当 篠原

太陽風は、300km/秒台前半の低速の風が続いています。

昨日午後、11日17時(世界時11日8時)に、
磁場強度が3nTから10nTに急に強まる変化が見られましたが、
速度は320km/秒から350km/秒にわずかに上がっただけでした。
もしかすると、8日のニュースでお知らせしたCMEの影響が
弱いながらもやって来たのかもしれません。

現在の太陽風は、速度は320km/秒、磁場強度は6nTと
昨日までとほとんど変化はありません。

一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナを見ると、
コロナホールは太陽の西側に半分ほど進み、
地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。
今日、明日くらいに太陽風に変化が始まる可能性があります。


現在の磁気圏はとても静かで、AE指数はほとんど変化していません。
今後、コロナホールによる太陽風の乱れが到来すると、
磁場の振れ具合(南向きに強まるなど)によっては、
オーロラ活動が活発化する可能性があります.


太陽は、中心部に現われた黒点に1455黒点群という番号が付きました。
新しい領域だけあって、小さいフレアの活動が活発に見えています。
今後、黒点が成長するのかどうか注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。