宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 --- ---
2/22 --- ---
2/21 --- ---

黒点  2/22 (NOAA)
磁場 フレア
1419 1 α ---
1420 1 α ---
1421 4 β ---
1422 15 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:58 512 +3.5
-2 h 518 +3.1
-4 h 521 +5.9
-6 h 542 +4.1
-8 h 567 +0.2
-10 h 534 +4.3
-12 h 543 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
2/23 0.4 1x10^3
2/22 0.4 7x10^3
2/21 0.6 3x10^3
2/20 0.4 3x10^2
2/19 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/18 14:28 太陽風の速度はとても遅くなり、磁気圏も静かです。
2012/ 2/19 10:32 太陽風磁場の南向きが強まって、オーロラが活発に発生しています。
2012/ 2/20 08:47 太陽風がやや高速になっています。磁場の南向きの強まりが終わり、オーロラの活動は弱まっています。
2012/ 2/21 10:34 500km/秒の高速太陽風が続いています。南向き磁場の影響で、オーロラも活発に続いています。
2012/ 2/22 12:28 太陽風の速度は低速風に変わりつつあります。アラスカのオーロラの写真をどうぞ。
最新のニュース

2012/ 2/23 09:01 更新
太陽風の速度は500km/秒台に上昇し、コロナホールによる高速風が始まった様子です。

担当 篠原

昨日の午後、22日15時(世界時22日6時)頃から、
太陽風の磁場がやや乱れて、10nTを超えるくらいに強度が高まり、
その後、速度の上昇が始まって、420km/秒から550km/秒の高速風に変わりました。
予想よりも早くコロナホールの影響が始まった様です。

磁場強度は強まりましたが、南北成分は0nTから北寄りに振れています。
このため、磁気圏への影響は限定的で、
AE指数は200〜500nTの小規模の変化が発生している程度です。

22日19時(世界時22日10時)頃に太陽風の速度が上がりきると、
以後は、磁場強度は下がり始め、
現在は5nTと平均的な強さに戻っています。
また、速度も520km/秒へ多少下がり気味で、速度の変化も止まっています。

一方、SDO衛星AIA193を見ると、南半球のコロナホールは、
まだ西半球に回ったばかりで、本格的な影響はまだこれからだと思われます。
この後、第二段の磁場、速度の変化がやって来る可能性もあります。


太陽は、X線強度の変化はなく、静かです。
中央部に小さく1421黒点群が復活しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。