宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:53)
昨日、C2.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/10 --- ---
2/ 9 06:47 C2.8
2/ 8 12:41 C2.6
02:10 C6.8

黒点  2/10 (NOAA)
磁場 フレア
1415 5 β C3
1416 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:47 427 -0.0
-2 h 433 +2.0
-4 h 444 +5.6
-6 h 438 +5.0
-8 h 412 +4.4
-10 h 409 +3.6
-12 h 374 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -19 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
2/10 0.4 3x10^3
2/ 9 0.4 4x10^3
2/ 8 0.3 7x10^2
2/ 7 0.4 6x10^2
2/ 6 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/ 5 13:05 440km/秒の太陽風が続き、南向き磁場の影響でオーロラも連続的に発生しています。
2012/ 2/ 6 09:47 太陽でフィラメントの噴出が発生しています。太陽風は400km/秒台前半の風が続いています。
2012/ 2/ 7 11:21 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は400km/秒台前半の速度が続いています。
2012/ 2/ 8 13:06 フレアを起こしていた1410黒点群は太陽の西に没しました。太陽風は500km/秒の高速状態です。
2012/ 2/ 9 09:32 太陽風の速度はゆっくり下がっています。太陽には小さな黒点が現われています。
最新のニュース

2012/ 2/10 09:53 更新
スバールバル島のオーロラ動画をどうぞ。太陽は小さな活動が続いています。

担当 篠原

ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで美しいオーロラが撮影されています。
全天カメラによる動画をご覧ください。

世界時9日19〜20時のオーロラです。
今日のAE指数のグラフには2つの中規模の変化が記録されています。
このうちの、後の変化を見ていることになります。

背景の澄んだ星空や、月に照らされた雲も印象的な写真です。
写真の中央左寄りには北斗七星が見えています。
ひしゃくの2つの星を伸ばすと、北極星は写真中央の少し左上に見えています。


昨日440km/秒に下がってきた太陽風の速度は、
一旦400km/秒近くまで下がったものの、
その後また上がって、現在も440km/秒になっています。

しかし、27日周期の図のセクターを見ると、
ここで「T」から「A」に切り替わっている様で、
太陽風としては違う領域に入った様です。
これは、前周期にも1月12〜14日頃に見られた変化です。

そして、コロナホールの影響は、既にやって来たのか、
まだこれからなのか、しばらく様子を見て下さい。


太陽は、南東(左下)寄りに新しくできた1416黒点群が少し大きくなっています。
また、北東(左上)の端からは、新しい黒点が顔を出しています。

X線のグラフは、Bクラスの後半からC1にかけて、
小さな活動が頻繁に見られています。
GOES衛星X線カメラを見ると、1416群もこの小さな活動を度々起こしています。
北東端の新しい活動領域も含めて、今後の活動に注目してください。



ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。