宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
今日、C4.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/20 07:18 C4.6
04:28 C3.9
11/19 23:19 C2.7
16:52 C1.7
08:52 C2.1
03:56 C2.0
02:04 C2.8
11/18 15:46 C2.5
04:23 C3.7
03:17 C2.7
00:54 C2.0

黒点 11/20 (NOAA)
磁場 フレア
1343 1 α ---
1346 6 α C1
1347 3 α ---
1349 2 β ---
1350 4 β ---
1351 2 α ---
1352 6 β ---
1353 1 α C2
1354 12 β C4
1355 1 α C2
1356 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:03 311 +3.4
-2 h 314 +4.4
-4 h 325 +3.5
-6 h 332 +3.8
-8 h 329 +2.5
-10 h 343 +3.6
-12 h 335 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/20 0.3 2x10^2
11/19 0.5 2x10^2
11/18 0.4 2x10^2
11/17 0.3 2x10^2
11/16 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/15 09:41 太陽ではCクラスのフレア活動が続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2011/11/16 12:02 Mクラスのフレアが3回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2011/11/17 09:48 Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。
2011/11/18 10:24 Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。
2011/11/19 14:19 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2011/11/20 13:11 更新
太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

2日前の現象ですが、太陽の南東(左下)の端に、
大きなプロミネンスが発生していました。
きれいなループが浮かび上がる様子を、SDO衛星のAIA304の動画で紹介します。
この写真では、地球の大きさは右下の時刻の数字より一回り大きいくらいです。
太陽で起きている現象は非常に巨大です。

太陽では、Cクラスの小規模フレアが続いています。
大きいものでは、C3.9、C4.5のフレアがあり、その他はC1〜2程度です。
活動を起こしているのは、南東の1354群と、東端の新しい活動領域などです。

活動の規模は大きくありませんが、引き続き注目してください。


太陽風と磁気圏はとても穏やかです。
太陽風の速度(ACEの黄色線)は350km/秒から310km/秒に低下して、
かなり遅くなっています。
磁場強度(白線)は4nT付近で安定しています。

磁場はずっと北向きに振れていて(赤線がずっとプラス側)、
このため、オーロラの活動度を示すAE指数は全く変化していません。

穏やかな太陽風は今後も続きそうで、
オーロラの観望には厳しい期間が続きます。



SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽南東のプロミネンス。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。