宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:50)
昨日、C2.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 --- ---
11/13 23:57 C1.9
18:17 C2.6
17:07 C1.9
13:54 C2.4
07:37 C2.5
06:16 C2.4
11/12 16:41 C2.6
01:41 C5.5

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
1338 2 β ---
1339 11 β C3
1340 1 α ---
1341 7 β C1
1342 1 α ---
1343 1 α ---
1344 11 β C5
1345 3 β ---
1346 2 β ---
1347 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:59 368 -
-2 h 379 -
-4 h - -
-6 h - -
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -10 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/14 0.3 2x10^2
11/13 0.4 3x10^2
11/12 0.4 2x10^2
11/11 0.4 3x10^2
11/10 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/ 9 11:32 太陽は比較的穏やかな状態です。太陽風も平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
2011/11/10 12:24 太陽でM1のフレアが発生し、CMEが噴出しています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2011/11/11 09:55 太陽でCクラスのフレアが発生しています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2011/11/12 13:17 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。今後、CMEの乱れが到来しそうです。
2011/11/13 13:38 CMEによる小規模の太陽風の乱れが到来しています。磁気圏への影響は小さく静穏です。
最新のニュース

2011/11/14 09:50 更新
太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽ではC1の小さなフレアが多発しています。

担当 篠原

今日のACEのグラフは、欠測が多くてすかすかになっています。
地上の受信局側の問題だとよいのですが、これだけ抜けていると心配になります。

参考としてSOHO衛星の太陽風速度データを掲載します。
こちらは2日幅の図です。
ただ、こちらも昨日の後半は欠けていて、十分な補助にはなっていません。

2つのグラフを参照すると、
この1日で、太陽風の速度は430km/秒から350km/秒へ下がり、
低速の太陽風になっています。

これを受けて磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。

太陽には特にコロナホールも見られないため、
穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。


太陽では、C1〜2の小さなフレア活動が頻繁に発生しています。
南西の端(右下)の1344黒点群と、東端(左端)付近の1347黒点群(新しい群です)が
これらの発生源です。
しかし、GOES衛星のX線カメラを見ていると、
その他の黒点群でも小さな活動はあちこちで発生しています。
規模はともかく、黒点群が数多くあると太陽の活動もにぎやかです。

また、SDO衛星AIA304の画像を見ると、
太陽の中心部から北東(左上)に向かって、
長々とダークフィラメントが横たわっています。

その様子を動画で掲載します。
少なくとも太陽を4分の1周している巨大な構造物です。
動画の最後では、さざ波のように揺れる動きが見られますが、
フィラメントの噴出などに発展するのでしょうか。



SOHO衛星プロトンモニターによる太陽風の速度変化。2日間。
(c) University of Maryland


SDO衛星のAIA304カメラによる、大きく横たわるダークフィラメント。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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