宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:55)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/21 07:54 C2.9
8/20 --- ---
8/19 --- ---

黒点  8/21 (NOAA)
磁場 フレア
1271 22 β ---
1272 5 β ---
1274 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:44 352 +2.4
-2 h 362 +2.9
-4 h 369 +0.7
-6 h 361 -2.8
-8 h 364 +1.2
-10 h 379 -0.9
-12 h 387 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -14 3/ 12
-2 h -16 11/ 5
-4 h -17 8/ 4
-6 h -15 11/ 8
-8 h -16 4/ 6
-10 h -14 1/ 7
-12 h -16 5/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
8/21 0.4 9x10^2
8/20 0.4 1x10^3
8/19 0.4 1x10^3
8/18 0.4 1x10^3
8/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/16 08:45 太陽風速度は420km/秒に下がり、高速太陽風は早くも終わってしまいました。
2011/ 8/17 14:01 昨日、太陽風が一時的に高速になりました。現在は平均的な状態です。
2011/ 8/18 11:25 太陽でCクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は穏やかです。
2011/ 8/19 08:30 太陽風は穏やかで、オーロラ活動も静かです。太陽のフレア活動は下がっています。
2011/ 8/20 09:30 太陽風、磁気圏ともに穏やかです。明日以降、太陽風の速度が上がるかもしれません。
最新のニュース

2011/ 8/21 11:55 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。これから、速度がやや高まる可能性があります。

担当 篠原

太陽風は、低速の風が続いています。
速度(ACEの黄色線)は昨日より一段下がって、350km/秒付近です。

また、太陽風の磁場強度(白線)は、4nTから6nTへやや上がっています。

この後、コロナホールの影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。
磁場強度の微増は、その先駆けの変化なのかもしれません。
まだ、現時点では判断がつきませんが、27日周期の図を見ると、
前周期の7月24〜25日のグラフに、同様の磁場の弱い強まりが見られます。
これに対応する変化が見え始めている可能性があります。

もしそうであれば、これから太陽風速度にも変化が見え始めるでしょう。


磁気圏の活動は穏やかです。
オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化していません。


太陽のフレア活動は、若干強まっています。
昨日のニュース以降に、
Bクラスの小さなフレアが1271、1272黒点群で何度も発生し、
今朝、21日8時(世界時20日23時)にはC3の小規模フレアが、
1271黒点群(多分)で発生しています。

現時点では、まだ大きな活動ではありませんが、
活動度が更に高まるのかどうか、今後の変化には注意して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。