宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 --- ---
7/21 --- ---

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
1251 1 α ---
1254 10 β ---
1259 13 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:44 615 -0.5
-2 h 608 -0.6
-4 h 600 -0.6
-6 h 607 -0.2
-8 h 621 -0.4
-10 h 635 +0.9
-12 h 652 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
7/23 0.3 7x10^3
7/22 0.4 6x10^3
7/21 0.4 5x10^3
7/20 0.4 2x10^3
7/19 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/18 11:39 太陽風は370km/秒と低速です。コロナホールの影響が近づいています。
2011/ 7/19 11:00 コロナホールの影響が及び始めています。太陽風の速度は450km/秒に上がりました。
2011/ 7/20 13:23 600km/秒台の高速太陽風が始まりました。オーロラの活動も強まっています。
2011/ 7/21 11:42 太陽風の速度は700km/秒に上がりました。昭和基地の美しいオーロラをどうぞ。
2011/ 7/22 10:03 660km/秒に少し下がりましたが、高速太陽風は続いています。オーロラの活動は弱まっています。
最新のニュース

2011/ 7/23 10:56 更新
高速太陽風は600km/秒を割りました。高速風は後半に入っています。

担当 篠原

700km/秒台にまで達した今回の高速太陽風も、後半に入っています。
磁場強度が3nTに弱まり、速度も600km/秒台を割ろうとしているところです。

まだ2日程度は500km/秒台の高速風が続きそうですが、
地球の磁気圏への影響は次第に弱まって行きます。

加えて、現在の太陽風磁場は南北成分がほとんど0nT付近にあり、
AE指数によるオーロラ活動のグラフは、既にかなり静かです。
今日の図では、前半までは500nT前後の変化がありますが、
後半は300nT以下の変化しか見られません。

この後も、速度が下がるにつれて、一層静かになって行きそうです。


SDO AIA193では、太陽の中心付近はぼんやりと光って、コロナホールはなく、
高速風の後は、しばらく穏やかな日が続きそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日よりも増えていますが、
10,000の線には達しませんでした。
高速風が続いているので、今後の変化を見る必要はありますが、
これから大きく増加することはないでしょう。


太陽のX線のグラフは目立った変化はなく、フレア活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。