宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/15 --- ---
7/14 --- ---
7/13 --- ---

黒点  7/15 (NOAA)
磁場 フレア
1245 1 α ---
1250 10 β ---
1251 2 α ---
1252 2 α ---
1254 1 β ---
1255 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:44 471 -0.3
-2 h 468 -0.7
-4 h 483 -0.9
-6 h 466 -2.3
-8 h 491 -2.1
-10 h 511 -1.6
-12 h 525 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -21 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
7/15 0.4 4x10^3
7/14 0.3 5x10^3
7/13 0.3 4x10^3
7/12 0.4 1x10^3
7/11 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/10 08:51 コロナホールの影響で、太陽風の速度が上昇しています。
2011/ 7/11 12:07 480km/秒の高速太陽風が続いています。オーロラ活動は小規模です。
2011/ 7/12 11:12 コロナホールの影響で太陽風の速度が大きく上昇し、670km/秒の高速風になっています。
2011/ 7/13 13:30 太陽風は、550km/秒に下がりましたが、高速状態が続いています。磁気圏は小さな活動程度です。
2011/ 7/14 11:26 高速の太陽風は終わりに近づいています。次のコロナホールが太陽の東に見えています。
最新のニュース

2011/ 7/15 09:51 更新
高速太陽風が終わり、穏やかな太陽風に変わりつつあります。

担当 篠原

太陽風の速度は、470km/秒に下がっています。
やや高速というレベルです。
磁場強度はやや上がって、5nTと平均的な強さに戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、昨日より-3〜-4nTと弱い南向きが続き、
磁気圏では、AE指数で300〜500nTと小規模の活動が続いています。

しかし、太陽風の速度が下がってきているので、活動が強まることはないでしょう。


この後も、太陽風の速度はゆっくりと下がって、
400k/秒あたりに落ち着くのではないかと思います。

そして、次にやってくるのが、SDO AIA193の東側に見えている、コロナホールの影響です。
27日周期の図で前周期の変化を参考にすると、
日本時間で20日(世界時では19日)くらいに太陽風の速度が上昇を始める可能性があります。

一方、昨日も書いたように、コロナホールの分布は北半球側に広がっています。
北の端は今日のうちに太陽の中央線を越えそうです。
すると、18〜19日には、太陽風に乱れが始まるかもしれません。

また、前周期は600km/秒前後の高い速度が3日間ほど続きました(高速状態は4日ほど)。
今回、最高速度や継続期間がどうなるかにも注目してください。


放射線帯高エネルギー電子は、増加は見られず、昨日とほぼ同じレベルです。


太陽は、黒点群はにぎやかにいくつも見えているのですが、
どれも目立った活動はなく、穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。