宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/27 --- ---
6/26 --- ---
6/25 --- ---

黒点  6/27 (NOAA)
磁場 フレア
1236 2 α ---
1241 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 467 -1.1
-2 h 479 -0.2
-4 h 494 -0.6
-6 h 498 +0.6
-8 h 508 -1.0
-10 h 528 -0.1
-12 h 515 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -14 1/ 5
-2 h -15 -2/ 4
-4 h -14 -7/ 2
-6 h -15 -6/ 2
-8 h -14 -7/ 5
-10 h -14 -7/ 7
-12 h -11 -8/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
6/27 0.3 7x10^3
6/26 0.3 1x10^4
6/25 0.3 1x10^4
6/24 0.3 4x10^3
6/23 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 6/22 14:02 昨日のC7.7フレアによって、CMEが地球方向に噴き出しています。
2011/ 6/23 09:40 600km/秒に達する高速の太陽風が始まりました。オーロラはやや強まっています。
2011/ 6/24 09:43 600km/秒の高速太陽風が続き、オーロラも活発に活動しています。
2011/ 6/25 13:21 高速太陽風が続いています。オーロラ活動も続いています。
2011/ 6/26 11:29 太陽風速度は550km/秒に下がり、高速風は弱まりつつあります。
最新のニュース

2011/ 6/27 11:41 更新
高速太陽風は終わりつつあります。太陽もほとんど黒点が見えません。

担当 篠原

太陽風の速度はゆっくりと下がり、470km/秒ほどになっています。
高速太陽風の領域は、ほぼ通り過ぎたと言えそうです。

今後も速度は下がり、
明日には平均的な状態(400km/秒付近)になっていそうです。

太陽風は、磁場強度も2〜3nTと弱まっています。

このため、磁気圏も静穏で、
AE指数の変化はすっかり小さくなっています。


太陽の北東(左上)側には、濃いコロナホールが縦(南北)に伸びています。
この様子を、27日前と比べてみましょう。

今日の最初の写真は、今日(6月27日)と27日前(5月31日)のSOHO EIT195です。
どちらも北半球側に縦に伸びるコロナホールが見えますが、
その位置はすこし東側にずれています。
この様子だと、高速風の到来は全周期よりも1〜2日遅れるかもしれません。
前周期は、世界時では6月4日後半に高速風が始まっています(27日周期の図を参照)。
今回は少し遅れて、7月3日頃の到来となるかもしれません。

まだ1週間近く先の変動ですが、この点にも注目して下さい。


昨日10,000を超えていた放射線帯の高エネルギー電子は、
今日は少し下がって、8,000ほどになっています。
この後はゆっくりと減少して行くでしょう。


太陽のフレア活動も穏やかです。
X線のグラフはほとんど変化していません。
黒点も、目立つものはとうとうなくなってしまいました。



SOHO衛星 EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

6/27 01:13 UT

5/31 01:13 UT


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。