宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:51)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/19 02:56 C2.1
5/18 21:47 C1.2
5/17 --- ---

黒点  5/19 (NOAA)
磁場 フレア
1208 2 α ---
1214 9 β ---
1216 1 α ---
1217 2 β ---
1218 1 α C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:18 416 -0.2
-2 h 426 +0.6
-4 h 443 +0.3
-6 h 458 +0.3
-8 h 450 -2.3
-10 h 462 +0.4
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
5/19 0.3 8x10^2
5/18 0.4 7x10^2
5/17 0.4 3x10^2
5/16 0.5 1x10^3
5/15 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 5/14 09:03 低速の穏やかな太陽風が続いています。明日くらいから高速風がやって来るかもしれません。
2011/ 5/15 10:36 太陽風の磁場強度が強まり、速度もやや上昇しています。しかし、小規模の変化に終わりそうです。
2011/ 5/16 12:00 540km/秒の高速太陽風がやって来ました。C5の小規模フレアも発生しています。
2011/ 5/17 12:12 SOHO LASCO C3にプレアデス星団が見えてきました。太陽風は高速風が続いています。
2011/ 5/18 13:04 太陽風は500km/秒台の高速風を維持しています。太陽活動は静かです。
最新のニュース

2011/ 5/19 10:51 更新
太陽風の速度は下がりました。コロナホールの影響は終わったようです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒近くまで下がりました。
高速の太陽風は終わり、平均的な速度に戻っています。
コロナホールの影響域は通り抜けてしまったようです。

磁気圏の活動も静かで、AE指数には小さな変化しか見られません。


この後は、しばらく穏やかな太陽風が続くでしょう。
STEREO Behindによると、太陽の東端にコロナホールが広がっている様ですが、
まだ、SDO衛星では見えていません。


太陽では、19日3時(世界時18日18時)に、C2.0の小規模フレアが発生しました。
西に没したばかりの、1208黒点群で発生しています。

X線の変化が長時間継続するタイプのフレアで、
CME(太陽ガスの放出現象)を伴っています。
地球からは横方向の噴出なので、影響はありません。

STERO Aheadからは、CMEが太陽の正面で発生して見えるため、
太陽全体を包むようにガスが広がるフル・ハロー・CMEとなっています(動画参照)。
一方、地球側にあるSOHOからは、右側に飛び出して行く様子が撮影されています。



STEREO AheadとSOHOのコロナグラフで撮影したCME。
(c) STEREO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。